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オーナーズクラブ

November 15, 2005

第11回:ライン下りドライブ、そして完走1周22km

レンタカー ドライブ道中記:ヨーロッパの観光地へ by iraneko

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ラインド河遊覧ドライブ

ライン河といえば船でライン下りの遊覧船がお決まり。此処に行ったらライン河をゆったりと船に乗って観光する事を思い描いていたのですが、(だいぶ)以前此処でその体験をした身内のモノが、観光船のライン河下りはつまらなかった、船から見るローレライってただの崖、退屈で寝てしまった。遊覧船はよしたほうがいい。などと言うのです。
そんな興ざめな事、人によって旅の感動は違うんだから、、と思ったものの、前日ライン河沿いを少し走ったら、この川沿いのルートがすっかり気に入ってしまい、明日は船に乗らず此処を車で走ることにしました。

朝、ホテルで朝食を取って早速出発、、、おっと、またホテルの周辺の複雑怪奇なルートをぐるぐる迷う前にフロントでライン河に行く道を尋ねる事を忘れる処でした。
フロントの人がホテル周辺の地図を出して、ライン河沿い(昨日より上流)に出る道を教えてくれて、『Have a niceday!』

橋のない河inドイツ
外に出ると天気もよく絶好のドライブ日和です。再度、「早速出発」。
2回ほどミスコースがあった後、無事ライン河沿いの道路に入れました。此処からは河沿いの一本道なのでもう間違えようがありませんね。暖かい日差しの中、余りの心地良さに
ちょっと思いたってラジオを点けると、ドイツ語でおしゃべりと音楽が聞こえてきます。
何を言っているかよく分からないのでドイツ語もBGMになってました^^。

(画像:心地良いライン沿いのドライブウエイ:ライン河の景色)

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走っていると左右の崖の上に古城が出現します。それもいくつもいくつも、、なので、古城街道を通れなかったのが此処で十分埋め合わせが出来ました。また川の中州にも城門のような建物があります。通行料を取る関所でしょうか。

(画像:城、城、城、、、)

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道の脇にはドイツ鉄道の線路が走っていて崖がなだらかな処はぶどう畑。このあたりが有名なワインの産地ラインガウと呼ばれる所に当たるかどうかは解りませんが、斜面に日が当たって水はけがよく、良いワインが出来る葡萄を育むという場所にはピッタリ当てはまりそうです。

(画像:ブドウ畑と集落・ライン河に並走するドイツ鉄道のトンネル)

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さて、暫く走っていると対岸の崖の下に何か文字が・・・
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RORELEY・・・え、ロ~レライ?

あぁ!、これが有名なローレライ、、ってどれどれ、ホントに、此処に書いてなければ全く気付かないような、周りの景色に続いている普通の崖です。尤も船から見たらまた違うのかもしれませんが、ご丁寧に崖の上には、此処がそこですよ、といわんばかりに旗が数本立っています。遊覧船のお客によく分るようになっているのでしょう。崖の前まで来て河を見てみると、此処は河がカーヴしていて、流れが速くなって崖のある岸方向に向かっていて、おそらくぼーっとしていると舵取りを誤って船が岸に向かって行きぶつかってしまうので、昔の船人はそれを戒め注意を喚起する為にこうした伝説が出来たのかもしれません、、。そういえば学生時代ドイツ語の時間に歌わされて有名なハイネの詩のRoreley tat.(ローレライの仕業だ)という最後の部分だけ浮かぶのですが、もしこの崖の上に美女がいて歌っているのが聞こえたとしたら余程大声の持ち主だったのでしょうか、、あ、美女じゃなくて妖精でしたっけ?

(画像:映り込みしていますが、車窓から見えるローレライの崖)

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どっちにせよ♪なじかは知らねど心わびて~、という日本語のローレライの物憂げな歌詞は、今日のように天気が良くすがすがしい日差しの現場の景色とは余りそぐわないですね。

ところでこのライン河ドライブ、何処か橋があったら渡って反対側を通って戻って来る、というつもりで走り始めたのですが、何処まで行っても橋がないのです。もうちょっと、周辺が街になってきたから、此処には、、あ、あの辺はリゾートホテルやボートが並んでいるからあそこならきっと、という具合に、もうちょっともうちょっと、と行ってみても、やはり橋は何処にもありませんでした。ここの住民は一体どうやって対岸に渡っているのでしょう、、?
午後の予定に差し支えるのでそろそろUターンしま~す。

隠れ(てい)たグルメスポット

一旦ホテルに戻って来ました。昨晩街でレストランが見つからなかったので、昼食はホテルで取ってしまおうと思ったのです、、がふと部屋の窓から下を見ると、公園のような場所になっていて、その奥、丁度窓の真下に広い庭のある赤い屋根の古い田舎風の家屋が見えます。昨日はライン河の景色に気を取られていたせいか、全く気付かなかったのですが、こんな処(ホテルの建物の真下)に誰か住んでいるのか、、とよく見ると入口の階段脇に木の看板が立っているのです。ひょっとして、もしかするとレストランかもしれない、と思い、一応行ってみる事にしました。車でホテルの前の道を下り、公園の入口付近に車を停め敷地の中に入るとやはりネオンの入った看板があってレストランみたいです。普通の家のドア、といった感じの処から中に入ると、想像通り田舎の民家をレストランにした、といった店で、日本にもあるレトロな雰囲気の木造家屋のレストラン、といった感じの造りで、テーブルにはもう何人もお客が入っていて、奥に案内されました。ホテルの前の道で交通事故の車と事故処理に来たパトカーは見かけたのですが、それ以外に殆ど人は見てないようなのに、このお客は何処から来たのか、、?不思議な街です。でもこのレストランは大当たり!ガイドブックに載っていたこの時期のヨーロッパ名物ホワイトアスパラを食べたくて聞いてみたら「Nein」ちょ~っと時期が早かったようです。
でも此処の家庭風ドイツ料理は勿論美味しい上にボリュームも満点土地のワインやホームメイドワインもあって、ちょっと窓の外を見たお陰で此処に気付く事が出来てよかった!

さて、いよいよ決行!^^

今回ドイツをレンタカーで旅するに当たって私は個人的に是非行きたい&やりたい事があったのです。
「ニュルブルクリンクの旧コースは自分の車で誰でも走れる。」
これを何かで読んで、ドイツに行ったら是非此処を走ってみたい、と思っていたのですが、
まさかこんなに早くそのチャンスが来るとは、、。ガイドブックに2,3行ある心細い案内に拠れば、日程を確認の上、とあります。旧コースはよく貸切のテストコースとして使われるので事前に走れる日を確認する必要があるのです。折角ニュルまで行って走れなかった、では絶対!諦め切れませんから、、。それで来る前にニュルブルクリンクのHPからコース開放日(2005/11月の場合)日程<土日が多く、この日も日曜でした。を確認し、逆算して旅程を決めました、しかし行って急遽クローズしてた、なんてイヤですよ。

さて食事が済んだらいよいよ本題です。といってもその私の個人的な目的地に向かいます。来る途中見かけて、あった!と喜んだのはNURBURGRINGの標識でした。
ここでまたおことわりですが、又しても残念な事に昨日充電が十分でなかったらしく、ライン河を撮り過ぎてまた電池切れしてしまい、この世紀の出来事を撮る事が出来ないのです。オマケにその後ケルンの大聖堂にも行く予定なのに、、、。トホホ;;)

地図で見るとニュルブルクはコブレンツから西に40kmくらいのアイフェル山地のふもとにあり、ベルギーの国境まですぐの処で、シューマッハ兄弟の故郷ケルペンもこの近くらしいです。
昨日来た道を逆行(本当に此処は道が複雑です)街道に出て暫く走ると、昨日見た表示板が見えたのでそっちの道に入りました。2車線の広い道が1本の狭い道になり、次第にゆるい登り坂の道になって来ます。途中EIFELの標識も見えちょっと安心。そして更に草地の中の1本道(舗装された)状態で他に走っている車は皆無、なだらかな起伏の道を走り続けるとT字路に、、しかしその時何処からか、それらしきスポーツタイプのコンバーチブル(車種不明)がやって来たのでその後を追尾していくと急に車線の広い道になって先にニュルブルクリンクの看板が見えました!

あ、サーキットが見える、コブレンツから走って来た道は、まるで此処に来る為に作られた道みたいです。道路の右のサーキットのゲートに入りました。奥に進むとパドック代わりのようなコンクリートのPがあるばかりですが、コース入る箇所もあります。コンクリートで囲まれた地下駐車場に行くような道があって、下りてくぐって行ってみたのですが、此処はF1で見るニュルのサーキットで、走れる旧コースではないようです。やはり旧コースが走りたくて来ていると思われる車が何台か旧コースを探して私達と同じように迷っているみたいです。
誰かに聞いてみようと車を停め外に出て少し歩くと建物があったので、中に入ってみると案内のような所がありました。男性のスタッフがいたので旧コースの場所を聞いた所、地図を出して、
『あなたは今此処(新コース)にいます、ゲートの外に一旦出て、左に行くと、更に左に入る道があるのでそれを行けば旧コースに着きます。』と、地図の場所に印を入れながらルートを示してくれました。

(画像:もらった地図)(画像:地図左下の小さく突起した部分がF1がある新コース、その右の大きな周回路が旧(北)コースです。サーキットの大きさの違いがよく分ると思います。)

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示されたとおり、外に出てゲート前の広い道から、え、こんな道でいいの?というような農道級の細い脇道に入って、道なりにずっと走って行くと、この狭い道の脇に人だかりが、、どうやらそこが旧コース(北コース)の入口のようです。右側に建物が見えます。一旦先の道端に車を停め、下りて様子を見に、、。奥の牧場の柵みたいな木の門を何台も車が通っていきます。それがサーキットへのコースインのようで友人や家族を乗せた普通の一般車が次々コースインして行くのです。建物の脇にチケットの自動販売機があって、1周12E(くらいだったと思いました)。とにかく1周してみようとチケットを購入。車に戻ってUターンして構内に入りました。

コースイン!
さ、それでは走りましょ!前の4人乗りの古いシトロエンのセダンに続いて並び、木のゲート脇にいる係員にチケットを渡し、いよいよニュルの北コースを走るのです、コースイン前一瞬緊張。前にあるパイロンの先を回ってコースに入れ、というような指示をされ、恐る恐るコースイン!さ、走り始めます。といってもコースレイアウトも何も知らず、ただ前に続く道を走って行くだけです。周囲は木立で山のワインディングロードといった気分。でも一応アウトインアウトを考えながらアクセルを踏んで行きました。コース幅はそんなに狭くなく見通しも悪くないのですが、普通のサーキットにはないようなアップダウンがあります。くぼみを飛び越える感じの箇所も、、。交差する橋の上でギャラリーがいっぱい走る車を見ています。少し走るとサーキットで走っているような(って、実際そうなのですが^^)運転になってきてスキール音を立てながらコーナリング、、慌てたナビ君に、『これ、レンタカーだからね、、』とご注意。^^;あ、そうだそうだいけない、すっかり走りに夢中になってその事を忘れてしまっていました。レンタカーでサーキットを走って壊したら、いくら保険に入っていても補償が受けられず弁償かもしれません、、。アクセルをちょっと戻しましたが、そこはやはりサーキット、バイクが何台も後から煽って来るし、ヘルメットにグローブの本格走行の車も走っていて、ラインが分らなくて邪魔になるといけないのでそうそうゆっくり走っているという訳にも行かず、幸い混んでいなかったので(20数キロのコースがそうそう混むとは思えませんが、)、折角なので踏めそうな所はちょっと踏んだりしてみました。後の席の75歳の高齢者は全く平気な様子で同乗していました^^。所々何キロ地点、といった立札が立っているのですが、最初もう大分走ったと思ってもまだ6kmくらいだったり、もうそろそろ1周かと思ったらまだ半分くらいだったり(立札の数字はうろ覚えです)、このコースを覚えて、タイムアタック走行なんかするとしたらもの凄い集中力を要するでしょう。でもこうして一般車(者)もヘルメットもグローブも無しに、まして同乗者を乗せて普通に入って混走出来るサーキットなんて他にあるでしょうか!?ようやく20km立札が見えてきて、そろそろゴールでしょう、、。速度を緩めてパイロンの立っている側道にのほうに移動し回って外に出ました。何周も走る車は別のチケットがありますが、また一旦走りなおすのか、どうしているのかはよく分りませんでした。
ともあれ、無事走行終了です^^自分にチェッカーフラッグ!

小さなPUNTOの底力
しかし、このプントという車、小柄で型もスポーツ車から程遠い見かけですし、アウトバーンでは余り意識も無くただ普通に運転していたので気付きませんでしたが、凄い車だなぁ、、とサーキットを走ってその性能の良さに驚かされました。タイトなサスペンションと遊びの少ない切れのいいステアリング、3人を乗せ、サーキットで曲がりなりにもアウトイン走行が何の支障も感じず出来てしまう車なんて!登りもなんなくこなし、馬力も十分でそのまま普通にサーキット走行が出来る車といっても過言でないと思いました。タイトなサスペンションはヨーロッパ独自の仕様かもしれませんが、タイトといっても別段乗っていて座り心地が悪いわけではありませんし、運転席のシートもセミスポーツ風になっています。でも日本に輸入されたら普通の日本人好み向けに柔らかくされてしまっているかもしれません。
此処に来てこのプント君の実力を改めて見直した次第。
是非一家に一台、欲しい車です^ー^。

さて、念願の個人的な目的だったサーキットを走り終えて、皆安堵の顔、きっと内心緊張していたのでしょうね^^。降りて早速スキール音をたてたタイヤを点検^^;なんとも無い様子。
ともかく車が無事だったのが何よりでした。

ほっとした顔の同乗者を乗せて、次の行先は?もう何処でもリクエストにお応えしますよ。
え?ケルンの大聖堂ですか、はいはい了解。ではしゅっぱ~つ!

今回の反省とご教訓

・プッツンと切れてはいけないのは頭だけではありません。
器材の電池や充電、フィルムやテープ。特に海外で切らすと日本で買うよりずっと高くつきます。余裕を持って出かけましょう>了解^^ゞ

・余裕といえば時間の余裕も必要ですよね。そして時間配分も、、。
うっかり一箇所でたくさん撮り過ぎ無い為にも撮る場所の撮影時間は決めておいたほうが無難です。そうでないと、こんな肝心な時の画像が撮れないで、公開も出来なくて後悔、、なんちゃって/^0^)

次回 最終回 は「リベンジでマインツへ・フランクフルトがいっぱい!」です。

text by iraneko | 2005.11.15 | [ レンタカー ドライブ道中記:ヨーロッパの観光地へ ] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (1)

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お待たせしました^^昨年の秋、ニュルブルクリンクへ遊びに行ったのですが、ようやく... 続きを読む

受信: Jan 22, 2006 3:50:42 PM

コメント

トップの写真の青空が爽やかですね。
これまでも決して天気の悪い日の写真ばかりではなかったですが、この記事を開いた瞬間とても印象的に空の色が飛び込んで来ました。
しかし、ヨーロッパで走ったコースというのはニュルだったのですね。うらやまし~です。
あの(たぶん)バンピーなコースを楽しそうに走るプントが目に浮かびました。
でも、できれば写真も見たかったですね(笑)

投稿者: fukurou (Nov 19, 2005 1:01:28 AM)

fukurouさんこんばんわ!
言われて気が付きました、ほんとうにそうですね!
ヨーロッパの空といえばどよ~んと曇った空がイメージで、
(画像はVTRからカットしていてピンは甘いのですが)
それにしても確かに今までのは重く暗い色調の画像が多かったので
あの空の色は想定の範囲外^^でしょうか、、。
ところで、そのTOP画像ですが実は最初ダミーで入れて途中他の画像に入れ替えた筈なのに、
公開されたのを見たら何故かダミーの画像が入っていたのでした。
気に入っていただけて、怪我の功名、、です。


投稿者: iraneko (Nov 20, 2005 9:53:16 PM)

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