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自動車ライター 塩村文夏 が綴る ショートエッセイ 自動車見聞録

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塩村文夏
塩村 文夏(しおむら あやか)エッセイスト・自動車ライター
78年生まれ。豪州のカレッジでHospitality Management の Supervision取得。レースのスタッフや外資系航空会社勤務の後、エッセイスト・自動車ライターに。日本テレビ「恋のから騒ぎ」14期MVP受賞。オフィシャルブログ「にくきゅうにっき

2008年4月 4日 (金)

温泉ソムリエ シオムラの休日 vol.2

A1  前回に書いていなかったのですが、ワタクシ温泉ソムリエなる認定を受けました。

 なのでタイトルに「温泉ソムリエ」を入れたんです。突然だったので「な、なんで突然温泉ソムリエの休日?」と、不思議に思われた方もいらっしゃるかと思います。驚かせちゃってスミマセン。

 でもね、コレって結構クルマと関係アリ。

 旅行好きな人の交通手段は飛行機・電車・バス・クルマと大体4種類に分けられると思うんです。そして国内旅行好きと限定すると、結構な割合で温泉好きな人が多い。温泉って最終リーチがクルマって所が多いんですよね。

 なので、温泉に行くときにクルマを移動のツールだけではなく、移動を楽しむ空間として大いに楽しんで頂きたいと思うのが私の主張。
 
話がそれてしまいましたが、私は今回大分空港からレンタカーのプリウスでこの旅を楽しみました。

2日目は朝から部屋についた露天で一風呂浴びてから、朝食へ。

A2 一人ずつ小さな土鍋でご飯を炊いてくれるんです。蓋をとると、いい匂いと共に真っ白な湯気が上がって視覚から食欲が刺激されます。朝から食欲モリモリ。味噌汁をお代りすると、具は1杯目とは違うものが。食後には料理長や宿の主人の挨拶があるのも、おもてなし度が高い宿の証。満足、満足♪

腹ごしらえをしたところで、レンタカーのプリウスで観光へ。場所は温泉の街、別府。別府は私が小学生の頃に、毎年家族旅行で訪れていた思い出の地だ。夏休みは毎年1ヶ月間、杉乃井ホテルという大型ホテルに滞在していた。

かれこれ15年はご無沙汰していた別府に、またふと訪れてみたくなり衝動的にクルマを走らせた。プリウスはとても静かなクルマだ。車内は静かなので、私の胸のドキドキだけが響いていたような気さえする。なぜドキドキしていたのか? それは、毎年お世話になっていた仲居さんに再会するからだった。急な私の連絡に宿は早急に対応してくれ、15年ぶりに再会を果たすことができたのは奇跡的なことだったと思う。

一目みて、仲居さんも私も「変わってないねぇ」と手を取り合い、昔話に花を咲かせた。彼女は仕事中のため、たった10分の再会だったけれど、私が子供時代の話をよく覚えていてくれたことが何よりも嬉しかった。とてもしみじみとして涙ぐんでしまったのは、私も年をとった証拠かなと思う。

フッと思い立って別府へと向かって懐かしい人と再会できたのも、クルマがあったから。
こういうときに、クルマってスバラシイ!! と強く感じる。
そして、今回のおクルマのプリウスがスバラシイ!と思ったのは、やっぱり「燃費」。市街地・高速・山道(これがかなり割合を占めた)を2泊3日走ったのだが、リッター20.2キロを叩きだした。

別府でも杉乃井ホテルの自慢の湯、棚湯に。高台から別府湾が見下ろせる最高のロケーション。

湯に浸かりながら、呟いてみた。

「クルマと温泉ってサイコー!!」
と。

A3

text by 2008.04.04 | | 固定リンク




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