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自動車ライター 塩村文夏 が綴る ショートエッセイ 自動車見聞録

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塩村文夏
塩村 文夏(しおむら あやか)エッセイスト・自動車ライター
78年生まれ。豪州のカレッジでHospitality Management の Supervision取得。レースのスタッフや外資系航空会社勤務の後、エッセイスト・自動車ライターに。日本テレビ「恋のから騒ぎ」14期MVP受賞。オフィシャルブログ「にくきゅうにっき

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2009年6月28日 (日)

ジャガー XFシリーズ Vol.1

Ayaka1 自動車見聞録に初登場、ジャガーでございます!
 若輩者のシオムラが普段乗れるようなおクルマではなく、クルマライターをしているからこそ乗ることができるおクルマ!
 こういう時「ああ、この仕事をしていてよかったなぁ~」と心底思っちゃいます。

 さて、ジャガー初体験のシオムラ、まず出だしからつまずいちゃいました。スタートボタンでエンジン始動は最近よくあるので、エンジンまではかけられました。が、問題はその次。どうやってシフトを入れるのかが分からなかったのです!

Ayaka2スタートボタンの直ぐ下に、P-R-N-D-Sと書いてある銀に光る大きな丸いボタンがあり、そのボタンなんだろうということは容易に予想がついたので、

「押してみた」。

 が、ギアが入った様子はなく、動かず。
周囲の試乗車はどんどんと会場を出ていき、残ったおクルマは私だけになっちゃいました...。押しても引いても、Dレンジに入った様子もなく、丸く銀色に光るそのボタンは悠然とコンソールの中央に鎮座しているではありませんか...。
 係の人は「あの人、まだ試乗に出ないのか?」と不思議そうな視線&心配を向けているのが分かったので、シオムラは恥を忍んで「あの。どうやってDに入れるのか分からないんですが...」と聞いてみました。

答えは「回す」

だったんですねぇ。確かに回してみるとDレンジに入り、ようやく前進することが。  いやぁ、ちょっと恥ずかしかったな。

このフロアコンソールの中央に鎮座する丸く銀色の物体は、「ジャガードライブセレクター」と言っておクルマ好きにはとても有名なインターフェースだったんですよね。ただ指先を回すだけ、たったそれだけでシフトを変えることができます。例えばシフトレバーを操作する運動量とドライブセレクターを回す運動量では、明らかにこのジャガードライブセレクターを指先で回すだけの方が簡単で運動量も少ないですもの。

6月 28, 2009 日記・コラム・つぶやき |

2009年6月23日 (火)

ボクちゃん(ポルシェボクスター)の憂鬱 その5

Ayaka  前回はボクちゃんの憂鬱を1回お休みして、東京スペシャルインポートカーショーといか、痛車というかエンジンオイルというか、らき☆すたのオイルの話をお届けしました。

 そして今回は従来レポートしている通りの、ボクスター986K、通称ボクちゃんのお話に戻ります。

 シオムラのボクちゃんは最近では全然珍しくない、ボタンを押すと開錠されるタイプのキーなんです。が、押しても開かないことの方が多い。いちいち古いタイプのキーのように鍵穴にキーを入れて回さなくてはいけません。不思議なことに、施錠するときはボタンを押せば閉まるんです。これは何でなんだかサッパリわかりません。



 何回か試してみたんですけど、開ける時はボタンを押しても開くことが少なくて、閉めるときは閉まるんですよね。ボタンの接触が悪いのかなと思いましたが、時々閉まるし、車のダッシュボード上の赤いボタンが光るので、反応をしていることはしている。ということはボタンの接触の問題ではなさそうです。

 そして先日、曇りの中をお出かけ。ちょっとヤバイかなと思ったんだけど、曇りの日は日光もまぶしくないし、日焼けの心配も少なめ。ということで、オープンにしたんです。そうしたら...5分後に雨がポツポツ降ってきた! こりゃあ大変、車内が濡れてしまうということで車を止め、幌を閉めるボタンを押しました。 「ええ~?」  なんと、ボタンを押しても幌が閉まらないんです。ポツポツとだけど降る雨に、焦るシオムラ。色々なボタンを押してみるものの、動く気配なし。慌てて屋根のある場所に避難をして格闘すること数分、「ガチャ」という音と共に閉まり始めた、シオムラのボクちゃん。
「よかったぁ...」と思う同時に、何でココまで調子が悪いのだろうかと悲しくなっちゃいました。

 不況の波が押し寄せるシオムラに、一気にこれだけの不調を直せるのかと不安になっちゃいますが、いつか直さないといけないですものね。
 担当編集のマロさんは「もう、Z4買っちゃえば?」というけど、このアリーナレッドのボクちゃんに愛着があるんですもの。そして、不況だナンだと言っている位だからそんな余裕がないんだっちゅうの! 

ああ、悩ましいです。

6月 23, 2009 日記・コラム・つぶやき |

2009年6月21日 (日)

本日まで! 急げ、東京スペシャルインポートカーショー2009

 東京ビックサイトで本日6月21日まで開催中の東京スペシャルインポートカーショーに行ってきましたよ!
 実は2日前の金曜日に行ってきたので、もっと早くupできればもっと多くの人に足を運んでもらえるお手伝いができたんじゃないかと思うのだけど、ビンボー暇なし状態で体が空きませんで最終日の今日になっちゃいました、すみません。

さて、今年の見所は...「インポート痛車ショー in SIS」かも。
痛車黎明期から力を入れて痛車をレポートしてしているwebサイト「ASCII.jp」が特別協力して開催されるんですって。一気に40台もの痛い車、痛車も見られるっていうのはちょっと面白いと思う。シオムラ、痛車を見かけたことはあっても、そんなにしょっちゅう見かけるわけでもなく、かと言って街中でオーナー様に話しかける勇気は全くなく...。

面白いのは、この痛車ショーに参加すると、1台につき「痛油」が一本貰えるんですって。「痛油?」なんだそれ?と思うでしょ。

Itayu コレです。エンジンオイルです。らき☆すたのエンジンオイルだそうで、痛車オーナーさんには垂涎モノだそう。痛車専用かと思いきや、そんな訳なく一般のクルマにも使えます。ピンクは桃の香りつきで、プリウスなどのエコカーから中排気量まで。緑色はアップルミントの香りで、ターボからライトチューンまで。
因みに香りは使用すると消えるそうで、マフラーからいい香りがすることはないそうですよ。チョット残念ですね。直射日光に当たると変色するから気をつけて。発売は6月20日。

さて、どんな痛車が来るのかしら...? 実はシオムラ、それは知らないんです。
痛車ショーの開催は20日(土)&21日(日)。シオムラが足を運んだのは19日(金)だったんですねぇ。会場内に痛車が1台展示してあって「およ!?」と思ってプログラムを見ると「明日からかぁ~!」と悔しい思いをしたのであります。

その他、イベントの多数は土曜と日曜日だったんだよね。女子的視点としてはクルマもそうだけど、どれくらい会場で楽しめるかも重要じゃない? だから、せめて土曜に行ければよかったなぁと。

 東京スペシャルインポートカーショー&痛車ショー
http://www.sis-t.net/maker2009/itasya/

痛車エンジンオイル「痛油」
http://www.itayu.net/product1.html

6月 21, 2009 日記・コラム・つぶやき |

2009年6月17日 (水)

ボクちゃん(ポルシェボクスター)の憂鬱 その4

Ayakaさて...で、この体調悪く、憂鬱そうにしているボクちゃんをどうしようか...
 と悩んでいたことろに襲ったのが、真冬の悲劇!

 ボクスター986の前期型がルーフが幌。そしてスクリーンは塩化ビニールなんですね。だから、オープンにするときには、途中でルーフを開ける作業を止めて、ちょっとグチャッとなったリアスクリーンにワンチョップを入れてキレイに畳み込むようにしています。そうしないと、ビニールだから、ぐちゃっとなって後方視界が悪くなっちゃうでしょ。



 ということで、その日もワンチョップ入れたんです。
 空は久しぶりのピーカンの晴れ、今日オープンにしないなら一体いつオープンにするの? というような絶好のオープンカー日和だったんですもの、オープン愛好家としてはオープンにしない方がおかしい。

 そ、そしたら...割れやヒビを防ぐために入れたワンチョップで、私が与えた一撃で...

「割れちゃった...!!」んですーーー!!

 確かに寒い日で、ビニールが固かった。でもぉ、、でもぉ、、、割れるのを防止するためのワンチョップで、気遣いのワンチョップで割れることはないじゃん...。悲しくなりました。

そうよね、確かにすっごく寒かったら、ビニールが固くなって薄氷のようになっちゃうわよね。それが頭の中で理解できたのは、目の前で「バリッ」と割れたスクリーンを見た後なのでした...。

 とりあえずの応急処置は強力な透明ビニールにて。
 できればスクリーンを張り替えたいけど、前回に書いたように修理の必要な箇所もてんこ盛り! 一体どこから手をつけたらいいのか全く分からないシオムラなのでした。

 とは言いつつ、雨降ったらイヤだなぁと思い、スクリーンの張替えを調べてみることに。純正だと幌ごとの張替えで約30万円ほどだそう。
 そしてパーツメーカーさんなどから出ているキットでも15万円くらい。それに工賃などを込むと結構いい値段に。タンク交換で10万円が飛んでいったばかりなので、諦めるほかないよね。

まだまだボクちゃんの憂鬱は続きます。

6月 17, 2009 日記・コラム・つぶやき |

2009年6月13日 (土)

ボクちゃん(ポルシェボクスター)の憂鬱 その3

Ayaka リコンディショニングチェックにて、続々と出てきた問題点。
 悲しいかな、そんなに東京の空気が合わないのか...。

 運転席側のドアが閉める時にちゃんと閉まらないことは把握していたけど、その程度かなと思っていました。後は何となくクラクションが鳴ってないような気がしてはいたのだけど、密閉性が高いが故、車内に聞こえないのだろうと。

 がっ、全然違いました。
 やっぱりクラクションは鳴っていませんでした。

「塩村さん、これだけの不備がありますよ」
とポルシェセンターの方に見せられたのは「お見積書」。そこに記載してあったのは


●ルーフマイクロスイッチ交換
●ドアウインドリフト交換
●ホーン交換 2個
●ホーンパットフレーム交換
●バッテリー交換
●エアーエレメント交換
●ブレーキパットが社外品、センサーで感知せず

うう~ん、思った以上の不調や修理点があって悲しくなりました。全く聞いていなかったので、「な、なんで~」とオロオロするほかなく、ウン十万円の見積もりを持って立ち尽くすシオムラ。

ナンだかだよなぁと思い、一応ポルシェセンターの人に「これって、短期間に一気に壊れますかね? 2回乗っただけで乗り方悪くて壊しちゃったとか...?」
と聞いてみたところ、「それはないでしょう...。タンクも含めてこれだけの不調が一気に出ることはないですよ。ずっと調子が悪かったんだと思いますよ」と言われて腹が立つやら悲しいやら。

知り合いから買ったので、何かあったら教えてくれるだろうと勝手に思っていたシオムラは世の中の厳しさをこんな所で知ってしまったのでした。
ヒビが入ったのはタンクだけではないのは言うまでもありません。

つづく

6月 13, 2009 日記・コラム・つぶやき |

2009年6月 9日 (火)

ボクちゃん(ポルシェボクスター)の憂鬱 その2

Ayaka前回に書いたとおり、2回目に乗ったときに気付いた不具合。
「水温計の点灯」

 「あれ?」 と、一つ気付いたら、気になり始めたその他の不具合達。出てくるわ、出てくるわ...。

 それでも水温計の点灯などは「たまたまボクちゃんの機嫌が悪いだけで、暫く走ったら直るかも知れない」と勝手な期待を抱きつつ、箱根の仕事先に向かいました。知り合いの新築スタジオで撮影で、新しいガレージに愛機のボクちゃんを停めておいたんです。

 それでも水温計の点灯などは「たまたまボクちゃんの機嫌が悪いだけで、暫く走ったら直るかも知れない」と勝手な期待を抱きつつ、箱根の仕事先に向かいました。知り合いの新築スタジオで撮影で、新しいガレージに愛機のボクちゃんを停めておいたんです。

 その日の夜...。
 スタジオの人からメールが来ていました。
 「今日はお疲れさまでした。ところで、塩村チャンの停めていたところに、液体が洩れ出た形跡があるよ。早めに修理に出した方がいいですよ」
と。その知り合いはクルマ関係のお仕事をしている人。その人が言うのだから呑気に「直るかも知れない」と思っているのはよくないなと思い、早速ポルシェセンターへ。

 結果、前回書いたように、タンク(クーラントタンク)に経年劣化のヒビが数千も入っており、常に冷却液をお漏らししながら走り続けていたとのこと。直ぐに交換が必要だということで、買ったばかりのボクちゃんを預けて帰宅。
 結果、タンクの交換はモチロン、周辺の部品も不備のあるところを交換せねばならず、その数、ナンと13箇所。ああ、何でまた...と悲しくなっちゃいました。

さらに、3日後にお迎えに行ったとき、更なる悲劇!

 ポルシェには5250円でしてもらえる、リコンディションニングチェックというものがあります。コチラ

これを受けたところ、その他にもシオムラの最愛のボクちゃんは病に冒されていることが分かりました。

 たった5000円ちょっとでこんなに調べてくれるんだと感激したシオムラ。詳細は次回にて。

6月 9, 2009 日記・コラム・つぶやき |

2009年6月 6日 (土)

ボクちゃん(ポルシェボクスター)の憂鬱 その1

Ayakaシオムラの愛車は2台。
1台はレース用のヴィッツ・カップ。初めてのマイカーでレース仕様のおクルマなんてチャレンジャーだねとよく言われました。99年式とちょっぴり古かったし、実際にヴィッツカップに参戦していたクルマを買ったので、わりとボコボコでした(笑)。MTの練習も兼ねてなので、最初からそんなにキレイなクルマじゃなくてもいいと思っていたし、なによりクルマの構造を知っておくのはいいと思って、ヴィッツ・カップにしたんです。

重ステという、最近発売される新車にはなかなかないシロモノで、いい経験をしたなとも思いますね。細腕のシオムラ泣かせなんですよ。パワーステアリングがついていないので、バックの車庫入れでは冬でも汗かきます...。

さて、もう1台がヴィッツ・カップ購入から1年半経って購入した、ポルシェボクスター。アリーナレッドという色の深みのあるワインレッドが女っぷりを上げてくれそうな...そんな素敵なクルマなんです。

「ポルシェ」「オープンカー」「アリーナレッド」

という3点セットに一目ぼれをして、「欲しい!」と思い続けて購入しました。
97年式の前期型986なので、リアスクリーンはビニール。経年劣化でスクリーンが白くなったり、真冬のチョップ(これは389前期型の人はしないと、ビニールがグチャグチャに折りたたまれて、割れる)で、逆に割れちゃったりするのは了承済で知人から購入。

調子はいいとのことで買ったのですが、うちに来て2回目に乗ったときに気付いたのは

「電気系統がおかしい」「オイル漏れ」「水温計点灯」

など、ちょっとテンション下がる壊れっぷり。

水温計が上がっているのはやばいなと思い、ポルシェショップに持っていってみると

「数千もの亀裂がタンクに入っているので、すぐに交換してください」とのこと。うちに来てすぐに諭吉が数十人、シオムラの財布から飛び立っていきました(泣)。

さらなる悲しみがシオムラを襲う

つづく

6月 6, 2009 日記・コラム・つぶやき |

2009年6月 1日 (月)

レクサス IS250C vol.2

Ayakaクーペとオープンを品よく楽しむことのできるレクサスIS250C。
先週紹介したBMWのZ4と性格も乗り心地も全然違って、こちらは幾分おとなしめ。キーンと脳天にアドレナリンが吹き出るタイプの走りではなく、安心・快適に心地よく目的地まで旅するタイプの乗り心地。しっとり系なんですよね。

でもやっぱりオープンにしたらテンション上がります。
シャネルのサングラスにエルメスのスカーフを風に靡かせながら、上品に軽井沢を走りたい。そのまま軽井沢のアウトレットで優雅にお買い物。お気に入りのパティスリーに寄って、主人と息子に厚焼きクッキーを買っちゃり。
...そんな使い方が似合いそうだけど、私のような小娘にはまだまだ無理ね...。

さて、シオムラがイイナと思ったのは、フル乗車の4人でも窮屈じゃないことかな。
そりゃあ、男性ばっかりで乗ったら窮屈でしょうけど、女性ならそこまでキュウキュウにはならないと思う。
シオムラはオープンカーに機能性など全く求めてなくて、直感で官能的だと思ったら「後席2席はエマージェンシー」でとスッキリ割り切れるタイプなの。
でも、世の中にはシオムラのような人ばっかりじゃないよね。モチロン、後席もシッカリ使いたいと思う人も多いかと。そういう意味では「いいな」と思ったのよ。

大人4人がシッカリ乗れることを追求したというこのIS250Cは、フロントのシートバックを薄型にするなどして実現したそうよ。後席にもシッカリとセンターコンソールがあり、2名分のカップホルダーもある。

2ドアなので、後席へのアクセスをスムーズにするために「ワンタッチパワーウォークインシート」が採用されています。これは乗り込みやすい位置までシートのスライド、リクライニング、リフターが移動。乗り込みが終わったら、スイッチ一つで元の位置まで戻すことができるんです。 楽チンですね♪

6月 1, 2009 日記・コラム・つぶやき |




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