<DAY0>WRC第5戦 ヨルダン・ラリー
ヨルダン・ラリー by Car@nifty編集部
●ヨルダン・ラリー、シェイクダウンはソルドが速し!
WRC中東ラウンド、ヨルダン・ラリーが4月24日(木)にキックオフした。有名な死海のすぐ近くに設けられたサービスパークでは外気温が摂氏40度以上にまで上昇。いきなりの灼熱地獄だ。ヤカンのように熱せられたラリーマシンはルーフベンチレーターから風を取り入れるが、室内に入ってくるのは熱風のみ。ドライバーは道だけではなく暑さとも戦わなくてはならない。
24日(木)は朝8時からサービスパーク近郊でシェイクダウンが行われ、トップチームはマシンの最終確認を敢行。あくまでも肩慣らし的なプラクティス走行だが、トップタイムをマークしたのはダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)だった。シェイクダウンのステージは、粗いながらも簡便な舗装が施された特殊な路面。ヨルダン・ラリーのコースにはこのような路面のステージも少なくない。そして、舗装=ターマックを得意とするソルドがトップタイムをマークしてもとくに驚くべきことではない。
2番手はフォードのミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC07)と、ストバート・フォードのジジ・ガリ(フォード・フォーカスRS WRC07)が同タイム。ただし、2番手以降のタイムは接近しており上位陣に大きな差はない。どのマシンもだいたい同じようなタイムをマークしており、この結果をもって明日から始まるラリー本番の結果を予想することは不可能だ。ここ数戦上り調子のスバルもマシンの熟成がさらに進んでいるようで、今回は耐久性を向上させたダンパーを持ち込んできた。ドライバーによれば「ライバルと比べると戦闘力はイーブンではなくやや劣る」ということだが、頑張り次第では表彰台も十分に狙えそうな良いムードが漂っている。
厳しい戦いが続いているスズキはSX4WRCはニューエンジン搭載しての参戦だが、シェイクダウンで走りを見る限りマシンのアンダー&オーバーが強く挙動が安定していない。実際、タイム的にもライバルに劣り厳しい戦いとなることが予想される。とにかく、今回はトラブルなく最後まで走りきりなるべく多くのデータを持ち帰ってもらいたいところだ。なお、チーム代表の“モンスター”田嶋伸博は多忙につき今回はヨルダンに来る予定がないという。いずれにせよ、スズキとすればそろそろ何かしらの結果を日本に持ち帰りたいところだろう。
シェイクダウンでトップタイムをマークしたシトロエンのダニエル・ソルド
テストというよりも練習走行を目的として走りこみを続けたジジ・ガリ
text by Car@nifty編集部 | 2008.04.25 | [ ヨルダン・ラリー ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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