<DAY3>WRC第6戦 ラリー・サルディニア
ラリー・サルディニア by Car@nifty編集部
●WRCサルディニア最終日、ローブが優勝で今季4勝目をマーク
WRC第6戦ラリー・ド・イタリア/サルディニアの最終日、デイ3が5月18日(日)にイタリアのサルディニア島で行われた。合計7本のSSを走って優勝したのはセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)で、これでサルディニア3勝目。ドライバーズ選手権での2位というポジションは変わらずも1位のミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC07)に3ポイント差にまで迫った。
王者ローブがリードを最後まで守りきった。デイ3を迎えて首位のローブと、同タイムで2位に並ぶヒルボネン、そしてヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC07)の差は29秒4。ラリーリーダーのローブはデイ2に続いて先頭走者をつとめることになり、コースの表面を覆う滑りやすいルーズグラベルに足をとられてのタイムロスは必至という状況だった。そして、デイ3最初のSS13では3番スタートのヒルボネンがベストタイムを刻み、ルーズグラベルに苦しむローブとの差を19秒1に縮めた。しかしローブは続くSS14でトップタイムをマーク。対するヒルボネンはステージの途中でタイヤを石にヒットしてハンドリングが悪化し、途中からペースを落として2番手タイムに留まる。その後SS16ではヒルボネンがマキシマムアタックを行いローブとの差を12秒9に縮めるが、残るSSはあと1本で走行距離も2.69kmと非常に短い。ヒルボネンは勝負あったと負けを悟りペースダウン。その結果、ローブの優勝が確定した。
2位のヒルボネンと4秒7差の3位にはラトバラが入ったが「デイ3のオープニングで思うようにタイムが伸びなかった」と、悔しそうだ。デイ2では用意された6本のSSすべてでベストタイムをマークしたラトバラだが、それは7番手スタートと走行順が遅くルーズグラベルがはけた後のクリーンな路面を走れたことがプラスに作用した面もある。今後は、はやいスタート順でルーズグラベルが浮いた路面でもトップタイムを出せるようにすることがラトバラの課題である。
総合4位はストバートのジジ・ガリ(フォード・フォーカスRS WRC07)。ターゲットのポディウムフィニッシュは果たせなかったものの、地元イタリアで光る走りを披露した。予算の都合上、事前にほとんどテストができないためガリにとっては実戦こそが最高の練習の機会となる。サルディニアを走りきったガリが、次戦アクロポリスでさらなる活躍をすることを期待したい。以下、総合5位はダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)、総合6位はクリス・アトキンソン(スバル・インプレッサWRC2007)という結果になっている。
豪快にウォータースプラッシュを通過するローブ。初日に築いたリードを最後まで守りきった。
優勝に1歩及ばなかったヒルボネン。3ポイント差と辛うじてシリーズリーダーの座をキープした。
text by Car@nifty編集部 | 2008.05.19 | [ ラリー・サルディニア ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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