<DAY1>WRC第11戦 ラリー・ニュージーランド スバル
ラリー・ニュージーランド by Car@nifty編集部
デイ1はヒルボネンがリード
WRC第11戦、ラリー・ニュージーランドのデイ1が8月29日(金)にハミルトンを中心に行われた。この日トップに立ったのはミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC08)で、2位のセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)に27秒8という差をつけている。
選手権を考えると絶対に負けられないヒルボネンが幸先の良いスタートをきった。ポイントリーダーということで1番手スタートのローブがルーズグラベルに足をとられてタイムが伸びない午前中に、ヒルボネンは2本のベストタイムをマークして首位に。午後に入るとローブが反撃を開始して3ステージ連続トップタイムでヒルボネンとの差を一気につめた。しかし、ローブはSS4-2をスタートする際にエンジンがかからずスタート時間に遅れて30秒のペナルティを課せられることに。その結果、ヒルボネンに大きく遅れることになってしまた。
ニュージーランドではコース上をルーズグラベルが覆っており、先頭スタートはかなり不利となる。そのためローブが戦略的に遅れてデイ2の1番手スタートをヒルボネンに押しつけようとしたのでは? とも思われたが、実際にエンジンがかからず押しがけによってエンジンを始動したようだ。先頭スタートからは開放されたが、ローブは27秒8差を埋めるべくデイ2ではかなりプッシュする必要がある。さらに、ローブの2秒2後方には3位ダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)が、2秒3後方には4位ヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC08)がつけており2位を巡る戦いはデイ2でかなり激しくなるだろう。
日本勢はペター・ソルベルグ(スバル・インプレッサWRC2008)が7位、パー・ガンナー・アンダーソン(スズキSX4WRC)が8位、トニ・ガルデマイスター(スズキSX4WRC)が9位と奮わない。ソルベルグはハンドリングのセッティングが1日をとおして合わなかったためかまったくタイムが伸びず、グループNマシンに遅れをとるステージも。「一生懸命走っているのに」と、ソルベルグは顔を歪ませた。なお、クリス・アトキンソン(スバル・インプレッサWRC2008)もソルベルグほどではないにせよスピードがなく、ハードにプッシュした午後のSS3ではコースアウトしてデイリタイアとなってしまった。今回のニュージーランドでは優勝もターゲットに入れていたスバルだが、このままでは優勝どころかトップ5に入ることさえ難しいだろう。
なお、併催のPWRCでは奴田原文雄がSS1でベストタイムを刻み3位につけるなど大健闘。一方、新井敏弘はコース上に落ちていた木の枝でラジエターを破損してエンジンが壊れリタイアとなってしまった。
絶対に落とせないラリーでとりあえず首位に立ったヒルボネン。ローブとの27秒8差を守れるか
スタート前にエンジンがかからなくなるというトラブルで、ローブは30秒のペナルティを課せられた
text by Car@nifty編集部 | 2008.08.30 | [ ラリー・ニュージーランド ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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