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WRC 世界ラリー選手権

Car@niftyでは、2009年 WRC(世界ラリー選手権)の模様を現地からのレポートでお送りいたします。※開催地の通信状況により掲載が遅れる可能性がありますm(_ _)m

2008年8月27日 (水)

<直前情報>WRC第11戦 ラリー・ニュージーランド スバル

ラリー・ニュージーランド by Car@nifty編集部

●今季2度目の南半球戦、WRCニュージーランドが間もなく開幕

 今週8月28日(木)、WRC第11戦となるラリー・ニュージーランドがニュージーランド北島のハミルトンでスタートする。第4戦アルゼンチン以来今季2度目となる南半球でのWRC開催となるが、見どころはセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)と、ミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC08)のふたりによる首位攻防戦だ。

前戦のラリー・ドイツで今季7勝目を挙げシリーズリーダーに躍り出たローブと、4ポイント差でそれを追うヒルボネン。4ポイントというとそれほど大きな差には感じられないかもしれないが、状況は圧倒的にローブが有利。というのも残る5戦のうち2戦がターマック(舗装路)ラリーで、ローブはターマックで圧倒的な強さを誇っているからだ。しかも、ローブのチームメイトであるダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)や、フォード・ワークスからノミネートを受けることになったフランソワ・デュバルなどターマックを得意としている選手は多い。ヒルボネンにとっては、表彰台に上ることすら容易ではない。そつまり、ヒルボネンは得意とするグラベル(未舗装路)のニュージーランドでは絶対に勝たなくてはならないのだ。

 とはいえ、ローブはニュージーランドでとても速い。去年は最終SSまで引退したマーカス・グロンホルム(フォード)と優勝を競い、わずかな差で負けたがスピードはトップクラス。ニュージーランドと同じようにハイスピードかつスムーズなグラベルイベントであるラリー・フィンランドでは、地元のヒルボネンを抑えて優勝を手にした。今回のニュージーランドも普通に走れば3位以内はかたく、優勝候補の筆頭であることは間違いない。心に余裕があるローブと、背水の陣でのぞむヒルボネン。ふたりの戦いは今シーズンのハイライトとなるかもしれない。

 ローブとヒルボネン以外に、優勝が期待できるのはヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC08)だ。高速グラベルラリーでは時にローブやヒルボネン以上の速さを示すラトバラは、序盤のポカミスさえしなければ表彰台の頂点を狙える。このところ自滅するラリーが多かったラトバラだけに、ニュージーランドは名誉挽回のまたとない機会となるだろう。

 日本人としてはスバルやスズキの活躍にも期待したい。とくにスバルはインプレッサWRC2008のセッティングがようやく決まってきたようなので、ここらでそろそろ優勝争いに絡みたいところ。ペター・ソルベルグは元々ニュージーランドを得意としていただけに、マシンがきまればポディウムは十分に狙える。スバルとしてはラリージャパン前、最後のグラベルラリーで調子をつかみたいところだ。また、スズキはここにきて頻発していたトラブルが落ち着いてきており、スピードも徐々に上がっている。ラリージャパンの前哨戦となるニュージーランドで、今までよりも1段上の結果を望みたいところだ。

Wrc1 ドイツで今季7勝目を挙げシリーズリーダーに躍り出たローブ。その勢いは持続するか







Wrc2 ローブに4点差をつけられ苦しい状況に追い込まれたヒルボネン。南半球での逆襲を胸に誓う







Wrc3 インプレッサWRC2008の熟成が進み、スバルとしてはそろそろ優勝が欲しいところ

text by Car@nifty編集部 | 2008.08.27 | [ ラリー・ニュージーランド ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

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