<DAY0>WRC第14戦 ラリージャパン
●WRC第14戦ラリージャパンが札幌ドームでスタート
WRC第14戦ラリージャパンが10月30日(木)の夜に北海道の札幌で開幕した。今回で第5回目を迎えるラリージャパンは開催地を札幌を中心とする道央圏に移し、札幌ドームが大会の中心地に。スーパーSSのコースが設けられたアリーナ部分で午後7時30分よりセレモニアルスタートが行われラリージャパンは華々しく幕を開けた。
ありとあらゆるものが初めての試みとなる新生ラリージャパン。その中でも今回のシンボルともいえる札幌ドームはサービスパークやヘッドクゥオーター、さらにはスーパーSSのコースまで設けられるなどまさにラリーの中心である。そして、ラリーに先立ち今日30日(木)に行われたシェイクダウンもドーム内のスーパーSSコースが舞台に。コースはコンクリート路面で、SSの大部分を占める林道ステージとはまったく路面状態は違うが、それでも選手たちはマシンの最終セッティングを確認した。
今回はドライバーズ選手権を競うセバスチャン・ローブ(シトロエン)と、ミッコ・ヒルボネン(フォード)の戦いに注目が集まる。仮にヒルボネンが優勝したとしても、今回ローブが3位以内に入れば5年連続となる世界チャンピオンに輝く。記者会見に現れたローブは「今回は優勝よりも確実に3位以内に入りタイトルを決めることを優先する」と、コメント。対するヒルボネンは「ローブとのポイント差を考えると実際の問題としてチャンピオンとなることは難しいだろう。でも、少しでも可能性が残されている限り僕は優勝を狙う」と、宣言。記者会見終了後、両者は握手を交わして健闘を誓いあった。
ラリージャパンをホームイベントとするスバルとスズキは、とくに スバル勢が入念にシェイクダウンを走りこんだ。ラリーを前に日本向けのテストを行ったスバルは「まだ満点とはいえないけれど、インプレッサWRC2008の走りはかなり良くなってきた」と、ペター・ソルベルグがコメント。今回は完走して上位を目指すのではなく、多少のリスクは覚悟で優勝を狙っていくというのがスバルのマニフェストだ。また、スズキは特に日本に向けたテストはできなかったものの、グラベルラリーのニュージーランドでパー・ガンナー・アンダーソンが6位に入ったことからラリージャパンではさらなる好結果を目指す。もうひとりのドライバーであるトニ・ガルデマイスターは予想以上に暖かいファンの声援にびっくり。「あんなに熱心に応援してくれるファンのためにも頑張る」と、気合いを入れていた。
なお、明日から始まるデイ1は舞台となる夕張方面の天候がここしばらく優れず雨により路面コンディションが悪化。とくにSS3およびそのリピートステージであるSS7はスタックの危険性もあるため主催者はキャンセルを決めた。そのため、デイ1は合計8本のSSによって構成されることになる。デイ1のステージは全般的に道幅が狭くツイスティ。一部は路面がかなり荒れておりSS1などは現段階でコース上に残雪があるため、いきなり波乱の幕開けとなる可能性もある。新生ラリージャパンは最初から目が離せない展開となるかもしれない。
記者会見終了後かたい握手を交わし健闘を誓いあったヒルボネン(左)と、ローブ
サービスを出てドーム内のシェイクダウンコースへと向かうスバルのソルベルグ
10月 30, 2008 ラリージャパン | Permalink | コメント (0) | トラックバック (0)



































