<DAY3>WRC第15戦 ラリー・グレートブリテン
ラリー・グレートブリテン by Car@nifty編集部
王者ローブが逆転でWRC最終戦GBを制す。マニュファクチャラーズタイトルはシトロエンが獲得
WRC第15戦ラリー・グレートブリテンの競技3日目最終日、デイ3が12月7日(日)にイギリスのウェールズで行われた。優勝はデイ2で2位につけていたセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)、2位は土壇場でローブに逆転を許したヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC08)、3位はダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)という結果になっている。
王者ローブが底力を見せた。デイ2が終了した時点で1位ラトバラと2位ローブの差は7秒3、デイ3で残るステージは4本合計96.1km。天気は良いが気温は低く道は凍っている。非常に滑りやすい路面でローブは4ステージ連続でベストタイムをマークするなど圧倒的な速さをみせた。対するラトバラは先頭走者ということもあり走りのリズムがつかめずローブほどはタイムが伸びない。結局、ラトバラは3本目のSS18でローブに逆転を許し、最後は12秒7差をつけられて2位でフィニッシュ。スウェーデンに続く2勝目を飾ることはかなわなかった。ラリー後ラトバラは「来年はチャンピオンを狙っていく。そのためには精神面でもっと強くならないと」と、自分に気合いを入れていた。
ローブは今回がラリー・グレートブリテン初勝利で、今季これで11勝目。ソルドも3位に入ったことにより、シトロエンは2005年以来となるマニュファクチャラーズタイトルの獲得に成功した。ローブがドライバーズタイトルを手にし、JWRCではC2 S1600をドライブするセバスチャン・オジエがチャンピオンになるなど2008年はまさにシトロエンの年だったといえよう。
総合4位はペター・ソルベルグ(スバル・インプレッサWRC2008)。デイ2終了視点で3位ソルドとは24秒6差だったこともあり、ソルベルグは逆転ポディウムを目指してアタックをかけた。しかし凍結路面でインプレッサWRC2008はハンドリングが芳しくなく、ソルドとの差は拡大。ソルベルグは追撃を諦め4位でラリーを終えた。また、ソルベルグの後方5位にはパー・ガンナー・アンダーソン(スズキSX4WRC)が。5位のリザルトは前戦ラリージャパンと並びスズキにとってのベストリザルト。また、トニ・ガルデマイスター(スズキSX4WRC)も初日に窓が曇り前が見えなくなるトラブルで遅れながらも7位でフィニッシュ。2人が揃ってポイントを獲得するなど上々のエンディングとなった。
併催イベントのPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)では、パトリック・フローディン(スバル・インプレッサ)がPWRC初優勝。そして、ドライバーズタイトルは2位に入ったアンドレアス・アイグナー(三菱ランサーエボリューション)が手にした。なお、日本の奴田原文雄(三菱ランサーエボリューション)はデイ1でクラッシュにより残念ながらリタイアとなっている。
カーディフのポディウムで健闘を讚えあう勝者ローブ(右)と、2位ラトバラ(左)
ラリーをリードし続けたラトバラは凍った路面に手を焼き、ローブに逆転を許してしまった
text by Car@nifty編集部 | 2008.12.08 | [ ラリー・グレートブリテン ] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
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コメント
来年参戦する日本車がなく応援するのはシトロエンとフォードのVS戦。今後WRCは大丈夫でしょうか?
投稿者: kazkim (2008/12/26 18:34:48)