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WRC 世界ラリー選手権 の情報を現地からのレポートで配信中!

WRC 世界ラリー選手権

Car@niftyでは、2009年 WRC(世界ラリー選手権)の模様を現地からのレポートでお送りいたします。※開催地の通信状況により掲載が遅れる可能性がありますm(_ _)m

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2009年1月31日 (土)

<DAY1>WRC第1戦 ラリー・アイルランド

WRC開幕戦アイルランド、悪天候に見舞われたデイ1はローブが首位に

 2009年WRCの開幕戦となる第1戦ラリー・アイルランドがスタート。競技初日となる1月30日(金)のデイ1は、5年連続王者のセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)がトップに立った。2位はローブのチームメイトであるダニエル・ソルド、3位にはミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)がつけている。


 1月下旬のアイルランド北部は暴風雨に見舞われた。気温はそれほど低くないが大粒の雨が裏面を激しく叩く。コースは完全にウェットコンディションとなり、あちらこちらに深い水たまりが広がる。さらに、コース幅が狭いため雨で路肩の泥がコース上に流れ込み、とてもではないがターマックラリーとは呼べないステージコンディションとなった。

 去年からWRCのオフィシャルタイヤサプライヤーを担当するピレリは、このラリーのために2種類のタイヤを用意した。メインとして使用が予想されたターマック用ソフトコンパウンドと、もうひとつは雪道を想定したスタッドレス・スノータイヤだ。ラリーウイークに入ると気温が比較的高かったため路面に雪は残っていなかったが、それでもデイ1での正解はスノータイヤだった。オープニングのSS1、2番手タイムのウルモ・アーヴァ(フォード・フォーカスRS WRC)に17秒6差をつけてトップタイムをマークしたのはヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)だった。ラトバラ、アーヴァともにスノータイヤをチョイス。ターマックタイヤを選んだシトロエン勢はソルドがラトバラから32秒7遅れの5位、ローブは42秒遅れの7位に沈む。

 SS2に入ると路面コンディションが少しは良くなったためローブがベスト。独走していたラトバラはパンクで大きく遅れ、さらに続くSS3では痛恨のクラッシュ。足まわりを壊して早々にリタイアとなってしまった。サービスをはさんで始まった午後の再走ステージでは、スタッドレスタイヤを装着したローブの速さが爆発。ローブはSS2からSS6まで5ステージ連続でベストタイムを刻みリードを広げた。ナイトステージとして予定されていたSS7とSS8が大雨により冠水しキャンセルとなったため、結局ローブがトップのままデイ1は終了。1位ローブ、44秒4遅れで2位ソルド、1分04秒8遅れでミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)という順位になっている。

 なお、午前中が終了した段階でトップに立っていたアーヴァはSS6でコースアウト、タイムオーバーでリタイア。シトロエン・ジュニアチームから出場のクリス・アトキンソン(シトロエンC4WRC)もコースアウトで復帰に時間がかり7位と苦戦している。凄まじいばかりの雨でコースが非常に滑りやすい中、ローブの安定した速さが光ったデイ1だった。

Wrc1 デイ1首位のローブ。景色は雄大ながらコース幅は狭く降り続く雨でとても滑りやすい。







Wrc2 木曜日に北アイルランド、エニスキレンで行われたセレモニースタートも雨に見舞われた。







Wrc3 フォードのエース、ヒルボネンはウェットターマックに手を焼き初日から大きく遅れてしまった。

1月 31, 2009 ラリー・アイルランド | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月30日 (金)

<DAY0>WRC第1戦 ラリー・アイルランド

ヒルボネンがシェイクダウンで最速タイムをマーク

 2009年WRC(世界ラリー選手権)が1月29日(木)開幕した。今年のオープニングイベントはWRC開催2回目となるラリー・アイルランド。アイルランドの北部、北アイルランドの古都エニスキレンで夕刻セレモニースタートが行われ、全12戦で行われる2009年シーズンの戦いの火ぶたが切って落とされた。

 1月のアイルランドは想像以上に天候が不順だ。中旬にはかなりの量の雪が降り、山間部は完全な雪景色に。ターマック(舗装)ラリー用のタイヤで雪道を走るのは危険と、FIAはオフィシャルタイヤサプライヤーであるピレリにスタッドレスタイヤの準備を要請した。ただし、ラリーウィークに入ると雪は大部分が溶け、レッキ(コースの事前下見走行)段階ではターマックタイヤでも十分に走れる路面コンディションとなっている。

 2007年以来2度目の開催となるラリー・アイルランドは、前回と同じくサービスパークやヘッドクゥオーターをアイルランドのスライゴーに設置。29日(木)は朝8時からシェイクダウンが行われ、各選手ともマシンの最終確認およびセッティング作業に没頭した。時おり小雨が降る中トップタイムをマークしたのはフォードのエースであるミッコ・ヒルボネン。去年、シトロエンのセバスチャン・ローブとのタイトル争いに敗れ選手権2位となったヒルボネンは、本来それほど得意ではないターマックでまずは最速タイムを刻みやる気をアピールした。

 シェイクダウン2番手タイムは世界王者ローブ。去年と同じくシトロエンC4WRCを駆るローブは、棒つきキャンディーを舐めながらシェイクダウンのコースに向かうなど余裕たっぷり。それでもヒルボネンにわずか0秒4差の2位となるなど速さに陰りはない。そして、ローブに次ぐ3番手には元スバルのクリス・アトキンソンが入った。アトキンソンは今回シトロエンのジュニアチームからC4WRCでスポット参戦。現時点ではとりあえず1戦だけのエントリーだが、アリルランドでの成績次第では参戦数が増える可能性があるため今回の1戦にかけている。以下、4位はダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)、5位ヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)という順位となっている。

 ラリーは30日(金)の早朝に競技がスタートする。デイ1としてスライゴーとエニスキレンの中間あたりに設定されているSSの数は全部で8本。合計164kmの狭くて高速な難関ターマックステージ群が選手たちを待ちうける。

Wrc1 ラリースタート前夜、シトロエンとそのジュニアチームの面々が顔を揃えた。赤くなったアトキンソンの姿が新鮮だ。







Wrc2 今年こそタイトルを手にしたいフォードのヒルボネンがシェイクダウンで最速タイムをマーク。







Wrc3 シトロエンC4WRCのスペック、カラーリングに大きな変更はなし。フォード・フォーカスRS WRCも同様だ。

1月 30, 2009 ラリー・アイルランド | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月26日 (月)

<直前情報>WRC第1戦 ラリー・アイルランド

2009年WRC(世界ラリー選手権)が今週アイルランドで開幕

 短い冬休みを経て、2009年WRCが今週開幕する。オープニングラウンドを務めるのは伝統のモンテカルロではなく、今回が2度目の世界選手権開催となるアイルランド。全部で24のラリーを2年間にわたって行うという年間12戦の新カレンダー導入により、今年モンテカルロはWRCを外れIRC(インターコンチネンタルラリーチャレンジ)として開催されることになった。そのため、WRC開幕戦の栄誉がアイルランドにまわってきた形だ。

 昨年末に日本のモータースポーツ界を震撼させたスバルとスズキのWRC撤退騒動により、今季WRCの参戦マニュファクチャラーはシトロエンとフォードの2メーカーのみと少々寂しいエントリーになった。しかし、マニュファクチャラーチーム(MT)という形で昨年までと同様ストバート・フォードがマニュファクチャラー登録。さらに、新チームとしてシトロエン・ジュニアチームが結成されやはりマニュファクチャラー登録を行った。その結果、マニュファクチャラー選手権を戦うのは全部で4チームに。ただし昨年までマニュファクチャラーチームとして戦ったミュンヒス・フォードは姿を消している。

 ドライバーの顔ぶれはシトロエンがセバスチャン・ローブとダニエル・ソルド、フォードがミッコ・ヒルボネンとヤリ-マーティ・ラトバラ。ワークス直系の2チームに変化はない。ストバートは、アイルランドに関してはシトロエン系のPHスポールから移籍したウルモ・アーヴァと、ヘニング・ソルベルグをノミネート。シトロエン・ジュニアチームは元スバルのクリス・アトキンソンと、コンラッド・ローテンバッハのふたりでアイルランドを戦う。この他に、ワークスノミネートではないがカリッド・アル-カシミがフォードから、マシュー・ウイルソンがストバート・フォードから出場。さらに、昨年のJWRC王者でありWRC最終戦グレートブリテンで初のWRカー出場(シトロエンC4WRC)ながら一時ラリーをリードしたセバスチャン・オジエがシトロエンC4WRCを駆り出場。オジエは先週行われたIRC開幕戦モンテカルロでプジョー207S2000をドライブして優勝、その勢いをかってアイルランドにのぞむ。

 この他に地元勢など数多くの選手がWRカーで出場を予定しているが、残念ながらペター・ソルベルグ、トニ・ガルデマイスター、そしてパー・ガンナー・アンダーソンといったスバルおよびスズキに関わっていた選手たちの名はエントリーリストにない。改めて、急な撤退を実施した日本チームが残した傷の深さを感じる。

 ラリーは前回と同様アイルランド北西部の町スライゴーを中心に開催。コースは全般的に幅の狭いターマックで、季節柄雨や雪も予想される。そのためオフィシャル・タイヤサプライヤーであるピレリは通常のターマック用ドライタイヤに加えてレインタイヤ、さらにスノータイヤも用意。もしスノータイヤを使うような状況となれば、モンテカルロと似たキャラクターのラリーと成り得る。基本的にはターマックを得意とするシトロエンのローブとソルドが有利と予想されるが、荒れた展開となる可能性もある。1月30日(木)のセレモニアルスタートで幕をあけるWRCラリー・アイルランドは、一瞬たりとも目が離せない緊張感に満ちた1戦となるだろう。

Wrc1 道幅の狭いターマックロードが続くアイルランドのSSは非常に難易度が高い







Wrc2 真冬のアイルランドは雨だけでなく雪も予想される。タイヤ選択も勝負の鍵となるかもしれない







Wrc3 ターマックで圧倒的に強いシトロエン勢に対し、フォードの面々がどのような戦いを展開するか興味深い

1月 26, 2009 ラリー・アイルランド | | コメント (1) | トラックバック (0)




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