<DAY1>WRC第1戦 ラリー・アイルランド
WRC開幕戦アイルランド、悪天候に見舞われたデイ1はローブが首位に
2009年WRCの開幕戦となる第1戦ラリー・アイルランドがスタート。競技初日となる1月30日(金)のデイ1は、5年連続王者のセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)がトップに立った。2位はローブのチームメイトであるダニエル・ソルド、3位にはミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)がつけている。
1月下旬のアイルランド北部は暴風雨に見舞われた。気温はそれほど低くないが大粒の雨が裏面を激しく叩く。コースは完全にウェットコンディションとなり、あちらこちらに深い水たまりが広がる。さらに、コース幅が狭いため雨で路肩の泥がコース上に流れ込み、とてもではないがターマックラリーとは呼べないステージコンディションとなった。
去年からWRCのオフィシャルタイヤサプライヤーを担当するピレリは、このラリーのために2種類のタイヤを用意した。メインとして使用が予想されたターマック用ソフトコンパウンドと、もうひとつは雪道を想定したスタッドレス・スノータイヤだ。ラリーウイークに入ると気温が比較的高かったため路面に雪は残っていなかったが、それでもデイ1での正解はスノータイヤだった。オープニングのSS1、2番手タイムのウルモ・アーヴァ(フォード・フォーカスRS WRC)に17秒6差をつけてトップタイムをマークしたのはヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)だった。ラトバラ、アーヴァともにスノータイヤをチョイス。ターマックタイヤを選んだシトロエン勢はソルドがラトバラから32秒7遅れの5位、ローブは42秒遅れの7位に沈む。
SS2に入ると路面コンディションが少しは良くなったためローブがベスト。独走していたラトバラはパンクで大きく遅れ、さらに続くSS3では痛恨のクラッシュ。足まわりを壊して早々にリタイアとなってしまった。サービスをはさんで始まった午後の再走ステージでは、スタッドレスタイヤを装着したローブの速さが爆発。ローブはSS2からSS6まで5ステージ連続でベストタイムを刻みリードを広げた。ナイトステージとして予定されていたSS7とSS8が大雨により冠水しキャンセルとなったため、結局ローブがトップのままデイ1は終了。1位ローブ、44秒4遅れで2位ソルド、1分04秒8遅れでミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)という順位になっている。
なお、午前中が終了した段階でトップに立っていたアーヴァはSS6でコースアウト、タイムオーバーでリタイア。シトロエン・ジュニアチームから出場のクリス・アトキンソン(シトロエンC4WRC)もコースアウトで復帰に時間がかり7位と苦戦している。凄まじいばかりの雨でコースが非常に滑りやすい中、ローブの安定した速さが光ったデイ1だった。
デイ1首位のローブ。景色は雄大ながらコース幅は狭く降り続く雨でとても滑りやすい。
木曜日に北アイルランド、エニスキレンで行われたセレモニースタートも雨に見舞われた。
1月 31, 2009 ラリー・アイルランド | Permalink | コメント (0) | トラックバック (0)











