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WRC 世界ラリー選手権 の情報を現地からのレポートで配信中!

WRC 世界ラリー選手権

Car@niftyでは、2009年 WRC(世界ラリー選手権)の模様を現地からのレポートでお送りいたします。※開催地の通信状況により掲載が遅れる可能性がありますm(_ _)m

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2009年2月16日 (月)

<DAY3>WRC第2戦 ラリー・ノルウェー

ローブが首位をキープ。今季2勝目!

 2009年WRC第2戦ラリー・ノルウェーの競技3日目最終日、デイ3が2月15日(日)にノルウェーのハマーで行なわれた。優勝はデイ2で首位に付けていたセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)、2位はミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRSWRC)、3位はヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRSWRC)という結果になっている。

 ハマーの西側に位置するベルへルム周辺のステージで争われるデイ3では、2位に付けるヒルボネンが激しい追走を披露した。この日のオープニングステージ、SS18でベストタイムをマーク。先頭スタートの掃除役を強いられてセカンドベストに甘んじたラリーリーダー、ローブとのマージンを一気に9.7秒まで短縮する。続くSS19ではローブがベストタイムを叩きだし、再びマージンを15.8秒差まで拡大するものの、SS20、SS21、SS22でヒルボネンがベストタイムをマークし、再びローブとの差を7.7秒まで短縮した。

 残るは19.74kmの最終ステージ、SS23でその動向が注目されていたのだが、ローブがベストタイムをマークし、ポジションをキープ。開幕戦のラリー・アイルランドに続いてローブが今季2勝目を獲得した。

「本当は勝ちたかったけどローブが完璧だった」と語るヒルボネンが2位に付け、チームメイトのラトバラが3位で表彰台を獲得。ヘニング・ソルベルグ(フォード・フォーカスRSWRC)VSダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)の4位争いはヘニングが4位を堅守しており、5位にソルド、6位に「わずか3週間でラリーに帰ってくることができた。僕にチャンスをくれた全ての人に感謝したい」と語るペター・ソルベルグ(シトロエン・クサラWRC)が入賞を果たしている。

 なお、同時開催のPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)第1戦では今季よりマシンをプジョー207S2000からシュコダ・ファビアS2000にスイッチした参戦2年目のパトリック・サンデルがPWRCで初優勝を獲得。スバル・インプレッサで同大会にチャレンジした05年、07年のPWRC王者、新井敏弘はデイ1のSS2でエンジントラブルに見舞われ、そのままリタイアしている。



Wrc1 「今日は路面の掃除役でペースが上げられなかった」と語るローブが首位をキープ。今季2勝目を獲得した。







Wrc2 わずか3週間の準備期間、しかも旧型モデルでの参戦となったが、ペターは地元ノルウェーで6位に入賞。







Wrc3 デイ3で激しい追走を披露したヒルボネン。しかし、わずかに届かず2位入賞でフィニッシュした。

2月 16, 2009 ラリー・ノルウェー | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月15日 (日)

<DAY2>WRC第2戦 ラリー・ノルウェー

シトロエンのローブが首位をキープ!

 2009年WRC第2戦ラリー・ノルウェーの競技2日目、デイ2が2月14日(土)に行なわれた。総合1位はデイ1と代わらずセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)で、2位に付けるミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRSWRC)との差を前日の2.6秒から13.2秒に拡大。3位はローブから41.4秒遅れのヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRSWRC)で上位3台はデイ1と同じ顔ぶれとなっている。

 デイ2も晴天に恵まれた。とはいえ、日中は-7℃まで気温が上昇するなど天気予報どおり、厳しい寒さが和らぐ。この日はオリンピックの舞台にもなったリレハンメルを中心とする北部の林道が舞台になっており、4本のステージを2回ループする合計8本のSSが設定された。

 前日と同様に先頭走者を勤めることとなったローブだが、「今日はそんなにルーズなスノーではなかったから先頭でもそんなに悪くはなかった」と語るようにこの日のオープニングステージ、SS10でベストタイムをマーク。その後もSS11、SS12、SS13を連取して後続とのマージンを広げて行く。午後のループでは「いくつかミステイクをした」と語りながらもコンスタントな走りを披露。一方、2位に付けるヒルボネンも安定した走りを続けるものの、「とくに大きなトラブルはなかったけど、セバスチャン(ローブ)が信じられないほど速かった」とのこと。さらにラトバラも「ハードにプッシュしたけど、トップ2台には追いつけなかった」と語るように、トップ3のポジションは代わらなかった。

 膠着状態にある上位3台の背後では、激しいサバイバルラリーが展開された。まずデイ1で5位に付けていたパー-ガンナー・アンダーソン(シュコダ・ファビアWRC)がSS13でクラッチのトラブルに見舞われてリタイアするほか、デイ1を4位でフィニッシュしたダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)も「サスペンションがソフトすぎた」ことにより5位に後退する。一方、爆発的なスピードを見せたのがヘニング・ソルベルグ(フォード・フォーカスRSWRC)で、SS14を制して4位に浮上。ヘニングの実弟、ペター・ソルベルグ(シトロエン・クサラWRC)はエンジンおよびギアボックスのトラブルで我慢の走りを強いられ、前日と同様に6位でデイ2をフィニッシュしている。



Wrc1 8本中5本のSSを制したローブが首位をキープ。今季2連勝に向けて後続とのマージンを拡大した。







Wrc2 ペターはエンジンおよびギアボックスのトラブルで苦戦。ペースが上がらず6位でフィニッシュ。







Wrc3 コンスタントな走りを披露したヒルボネンだが...。ローブに届かず2位に留まることとなった。

2月 15, 2009 ラリー・ノルウェー | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月14日 (土)

<DAY1-2>WRC第2戦 ラリー・ノルウェー

6位に元スズキのアンダーソン

 2009年のWRC第2戦ラリー・ノルウェーは2月13日(金)、林道ステージを舞台に本格的な競技がスタート。デイ1でトップに立ったのは開幕戦のラリー・アイルランドを制したセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)で、ミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)とそのチームメイトであるヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)らフォードの両雄が2位、3位に付けている。

 ラリー・ノルウェーの舞台、ハマー周辺はマイナス25℃を超す寒波に見舞われた。デイ1のステージが設定されている南部の街、コングスヴィンガー周辺も晴天に恵まれるものの、厳しい寒さがドライバーおよびマシンを苦しめる。路面は雪で固められたスノーグラベルで、各車ともピレリが供給した15インチの新型スタッドタイヤを装着してタイム争いが展開されることとなった。

 この日のオープニングステージ、SS2でトップタイムを叩き出したのはヒルボネンで2番手にローブが続く。続くSS3ではローブがベストタイムをマークし首位に浮上するものの、ヒルボネンがSS4、SS5を連取しトップを奪還、2番手のローブに約4.8秒の差をつけてファーストループをフィニッシュした。

 午後のループでもヒルボネンはコンスタントな走りを披露、先頭スタートでペースの上がらないローブを尻目に首位をコントロールする。が、この日の最終ステージ、SS9のフィニッシュ直前でヒルボネンが突然スローダウン。その結果、ローブがトップに浮上し、ヒルボネンが約2.6秒差の2番手でフィニッシュした。「タイヤが完全にダメになっていてフィニッシュするのも難しかった」と語るヒルボネンだが、デイ2の出走順を考慮した可能性は否めない。トップのローブから26.2秒差の3位でフィニッシュしたのはラトバラで、開幕戦のラリー・アイルランドで2位入賞を果たしたダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)がトップから約1分08秒差の4位でデイ1を終了。デイ2のトップ争いはローブVSヒルボネン、そしてラトバラを加えた三つ巴のバトルになりそうだ。

 なお、自身のチームで前日のSS1を制したペター・ソルベルグ(シトロエン・クサラWRC)は「もっとクルマを煮詰める余地はあるけれど、走り始めとしては悪くない」と語るように終止安定した走りを披露し、5位でデイ1をフィニッシュしている。さらに元スズキのワークスドライバー、パー-ガンナー・アンダーソンがシュコダ・ファビアWRCでSS6、SS7でベストタイムをマーク、ペターの約0.1秒差の6位に浮上しただけに、デイ2では両者のポジション争いもヒートアップすることになるだろう。

Wrc3シュコダ・ファビアWRCで挑む元スズキのアンダーソンはSS6、SS7でベストタイムをマーク、6位に付けている。







Wrc2

タイヤのスタッド抜けのトラブルに苦戦しながらもペターは5位でデイ1を走り終えた。







Wrc1 最終ステージでペースダウンしたヒルボネン(右)に代わってローブがデイ1をトップでフィニッシュ。

2月 14, 2009 ラリー・ノルウェー | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月13日 (金)

<DAY1-1>WRC第2戦 ラリー・ノルウェー

シトロエンを駆るソルベルグがトップタイム!

 2009年WRC(世界ラリー選手権)の第2戦ラリー・ノルウェーが2月12日(木)にノルウェーの首都オスロで開幕した。ラリーはホストタウンであるオスロ北部に位置するハマーを中心に行われ、サービスパークやヘッドクウォーターもハマーに置かれる。しかし、ラリーのスタートは首都オスロに設定され、オープニングのSS1がオスロの競馬レーストラック内で行われシトロエン・クサラWRCを駆る地元ドライバー、ペター・ソルベルグがトップタイムをマークした。

 外気温を示す屋外温度計がマイナス26度を表示した。空は青く晴れている。しかし、気温はなかなか上がらず鋭い冷気が容赦なく肌を刺す。12日(木)早朝、マシンの最終確認を行うシェイクダウンはハマーのサービスパークを中心に完全なスノーコンディション下で行われた。午前8時の走行開始を前に各サービスでは出走準備が進められていたが、その中でもっとも大きな注目を集めていたのはペター・ソルベルグだった。スバルのWRC活動終了とともにワークスチームのシートを喪失したペターは、WRカーでふたたびWRCに参戦することを目標に日々奔走。開幕戦アイルランドの出場こそ逃したが、シトロエンが以前にワークスマシンとして使っていたクサラWRCを入手し自チーム「ペター・ソルベルグ・ワールドラリーチーム」として地元ノルウェーへの出場を実現した。

 シェイクダウンでは第1戦の覇者でありディフェンディング王者のセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)がトップタイムをマーク。以下2位ミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)、3位ダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)、4位ヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)と続いた。注目のペターは5位。プライベーターとしては最上位であり、また実兄であるヘニング・ソルベルグ(フォード・フォーカスRS WRC)のタイムを上まわったこともありペターの表情は明るい。使用するマシンが決まり、自分のチームを興してから約3週間でWRCにカムバックしたペターは「妻や仲間のサポートでWRCに帰ってくることができた」と感謝の言葉を口にした。

 今回はPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)の開幕戦も併催となったが、シェイクダウンでは王座奪還を狙う新井敏弘(スバル・インプレッサ)のマシンのエンジンがブローするというトラブルが発生。エンジンはコンロッドがブロックを突き破り穴を開けるなど深刻なものだったが、新井は5分のペナルティを受け入れることを条件にエンジン交換が認められ同日夜のオスロでのSS1スターとまでにマシンの修理を間に合わせることに成功した。

 午後8時過ぎにオスロでスタートした2台同時走行のSS1ではペター・ソルベルグがトップタイムをマーク。

Wrc1 わずか3週間でチームを結成したペターはシトロエンのクサラWRCで素晴らしい走りを披露。オープニングステージでベストタイムをマークした。







Wrc2 シトロエン・ジュニアでC4WRCを駆るイフゲニー・ノビコフは弱冠18歳の若手ドライバー。SS1ではスタートに出遅れ15番手タイムに留まった。







Wrc3 開幕戦のアイルランドに続いて2連勝を狙うシトロエンのエース、セバスチャン・ローブは3番手タイムでオープニングステージを終えた。

2月 13, 2009 ラリー・ノルウェー | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 9日 (月)

<直前情報>WRC第2戦 ラリー・ノルウェー

WRC第2戦、雪のラリー・ノルウェーが今週開幕

 1月末にアイルランドで開幕した2009年WRCのシリーズ第2戦、ラリー・ノルウェーが2月12日(木)にスタートする。全12戦で競われる今季のWRCでノルウェーは唯一のスノーラリーとなるが、最大の話題は元スバルのペター・ソルベルグがプライベーターとしてシトロエン・クサラWRCで出場することだ。

 スノーラリーといえばWRCではスウェーデンがあまりにも有名だが、ノルウェーは2007年にWRCを初開催。その時はスウェーデンに続く2週連続開催で、スノーラリー連戦などと呼ばれた。ただし、今年はスウェーデンがWRCのカレンダーから外れたためノルウェーがシリーズ唯一のスノーラリーということになる。

 ラリーの舞台となるのは首都オスロの北に位置するハマーという町で、かつて冬季オリンピックが行われたリレハーメルからも近い。ハマー自体も競技の会場となり、その時に使用されたスタジアム(通称バイキングシップ)がサービスパークとなっている。ステージはハマーの南西や北側エリアに広がり、スウェーデンと比べると全体的に道幅が狭くてツイスティなのが特長。特筆すべきは雪の多さで、前回大会では豊富な降雪を得てスノーラリーとしてのステージコンディションは最高だった。コースサイドにはかなり高い雪壁がそびえ、選手たちはマシンを軽く雪壁に当てながら走行するラリー独特のテクニックを披露した。今年に関しても現時点で雪は非常に多いようで、あまりにも多すぎてWRCの機材を運ぶトランスポーターがスタックするほど。気温はマイナス18度前後と、スノーラリーにとってはベストといえるコンディションが保たれている。

 エントリーはシトロエン、フォード、そしてそれぞれのサテライトチームであるシトロエン・ジュニアチームと、ストバート・フォードの計4チームがマニュファクチャラーエントリー。ドライバーの顔ぶれで新しいのは、開幕戦モンテカルロに出場したクリス・アトキンソンに代わり、若手のエフゲニー・ノビコフがシトロエン・ジュニアチームから出場することだ。しかし、もっとも大きな注目を集めるのはペター・ソルベルグの参戦に違いない。ペターは去年の年末にスバルが活動終了を発表して以来、WRカーのシートを探して毎日奔走していた。しかし、なかなか最新のWRカーをドライブする話しがまとまらず、最終的にはシトロエンの1世代前のWRカーであるクサラWRCを駆ることになった。チーム名は自らの名を冠したペター・ソルベルグ・ワールドラリーチーム。完全なプライベートチームでありマシンも古いことから苦しい戦いを強いられる可能性が高い。しかし、逆にプライベートエントリーということで現在はマニュファクチャラー系チームでの使用が禁じられているトリプル・アクティブデフを使うことができる。ペターは様々なマシンをテストした上で、トリプル・アクティブデフを備えたクサラWRCを最終的に選んだという話しもあるから、場合によってはトップ争いに絡んでくるかもしれない。いずれにせよ、絶大な人気を誇るペターの帰還はラリー・ノルウェーをおおいに盛り上げることだろう。

Wrc2 マニュファクチャラー勢でノルウェー人といえばストバートのヘニング・ソルベルグ。地元での人気は絶大だ。







Wrc1 2007年のWRC初開催ではフォードのミッコ・ヒルボネンが優勝を飾った。







Wrc3 ついにペターが帰ってくる。今季はクサラWRCでノルウェーを含めた11戦に出場する予定となっている。

2月 9, 2009 ラリー・ノルウェー | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 2日 (月)

<DAY3>WRC第1戦 ラリー・アイルランド

WRCアイルランド最終日DAY3、ローブが開幕戦を制覇

 2009年WRC第1戦ラリー・アイルランドの競技3日目最終日となる、デイ3が2月1日(日)に行われた。優勝したのはセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)。2位にはダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)が入り、シトロエンがワンツーフィニッシュを達成した。


 やはりターマックラリーではシトロエンが、そしてローブが強かった。ラリー最終日を迎えたアイルランド北部は、ようやく雨が止み雲の間から時おり日差しが照りつけた。しかし、前日までの長雨の影響で路面は依然としてウェット。ミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)を除くトップドライバーたちは最終日もまたスタッドレスのスノータイヤを装着してコースへと向かった。

 すでにデイ2までに2位ソルドに大きな差をつけていたラリーリーダーのローブは、この日はペースダウン。SS16でベストタイムをマークしたものの、極力リスクを排した走りでただただ最終SSのフィニッシュラインを目指す。2位ソルドもまたローブを逆転することは不可能と、シトロエンのマニュファクチャラーズポイント満点ゲットを実現すべく2位堅持の走りを続行。トップ3では唯一ヒルボネンがターマック用タイヤをはきSSベストの山を築いたが、ソルドのミスを誘うまでタイム差を詰めることはできず。結局1位ローブ、2位ソルド、3位ヒルボネンという順位のままラリーは終了した。

 4位争いは、デイ3オープニングのSS15でシトロエン・ジュニアチームのクリス・アトキンソン(C4WRC)がストバート・フォードのヘニング・ソルベルグ(フォーカスRS WRC)をパスして4位に浮上。そのまま最後まで順位を守りきるかと思われたが、アトキンソンはSS18でコースアウト。ステージ復帰に時間がかかりタイムロス、4位ヘニングにつぐ5位でシトロエンでの初ラリーを終えた。  なお、同時開催のJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)では今年マシンをシトロエンC2 S1600からスズキ・スイフトS1600へとチェンジしたアーロン・ブルカートがJWRC初優勝を手にした。

Wrc1 デイ1ではタイヤ選択ミスにより珍しく遅れたローブだが、結局は圧倒的な差をつけて勝ってしまった。







Wrc2 最終日、ターマック用タイヤを装着してベストタイムを連発したヒルボネンだが時すでに遅し。大勢に影響はなかった。







Wrc3 シトロエンは前回の2007年に続きワンツーでアイルランド2連覇を達成。舗装ラリーで敵なし状態だ。

2月 2, 2009 ラリー・アイルランド | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 1日 (日)

<DAY2>WRC第1戦 ラリー・アイルランド

WRCアイルランドDAY2、首位ローブがリードを広げる

 2009年WRC第1戦ラリー・アイルランドの競技2日目、デイ2が1月31日(土)に行われた。総合1位はデイ1と変わらずセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)。2位ダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)との差は前日の44秒4から1分09秒1へと拡大。3位はローブから1分21秒8遅れでミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)とトップ3の顔ぶれはデイ1と変わっていない。

 デイ1に続きデイ2もまた大雨。ピレリのスノータイヤ「ソットゼロ」がヘビーウェットでは速いことがデイ1で判明し、トップ選手は皆スノータイヤを装着してステージへと向かった。この日は北アイルランド、エニスキレンの東および西側に広がるエリアが舞台に。3本のステージを2回づつ走る、合計6本のSSが設定された。

 デイ1と同じか、場所によってはそれ以上に水で覆われたステージで圧倒的な速さを見せたのはローブだった。ローブは6本のSSのうち5本でベストタイムをマーク。唯一、SS12ではヒルボネンにベストを譲ったが、それはタイヤにバイブレーションを感じ念のためにペースを落とした結果だ。そのヒルボネンは、前を行く2位ソルドを捉えようとオープニングステージからプッシュしたがフロントウィンドウスクリーンが曇り、さらにはパワーステアリングにトラブルが発生して大幅にペースダウン。ソルドとの差は逆に広がってしまい、逆転2位でさえも難しい状況となってしまった。

 トップ3争いにドラマはなかったが、4位争いは盛り上がった。デイ1が終わった時点の順位は4位ヘニング・ソルベルグ(フォード・フォーカスRS WRC)、5位コンラッド・ローテンバッハ(シトロエンC4WRC)、6位セバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)、7位クリス・アトキンソン(シトロエンC4WRC)。このうちローテンバッハはSS9でコースアウト、リタイア。オジエも同じくSS9でコースアウトにより大幅をタイムロスした結果アトキンソンが5位に浮上。勢いづいたアトキンソンはその後SS3番手タイムを連発。SS13ではSS2番手タイムをマークするなどして、4位ソルベルグに4秒7差の5位でデイ2を締めくくった。

 同時開催のJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)では、今年マシンをシトロエンC2 S1600からスズキ・スイフトS1600にスイッチしたアーロン・ブルカートがラリーリーダーに。デイ1でトップを走っていたハンス・ウェイス(シトロエンC2)はSS14で大クラッシュ、リタイアとなっている。
Wrc1 全ステージをスノータイヤで走ったローブはまったくのノーミスでトップを易々と守った。







Wrc2 ヒルボネンはSS2、SS3をパワーアシストなしで走行。大幅にタイムロスし優勝の望みを断たれた。







Wrc3 ラリー2日目にして、マシンに慣れペースアップしたアトキンソンが5位に浮上。4位は射程圏内だ。

2月 1, 2009 ラリー・アイルランド | | コメント (1) | トラックバック (0)




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