<DAY1>WRC第7戦 アクロポリス・ラリー
アクロポリス・ラリー by Car@nifty編集部
WRCアクロポリスDAY1、フォードのヒルボネンが首位に立つ
2009年WRC(世界ラリー選手権)の第7戦アクロポリス・ラリーの競技初日デイ1が6月13日(金)にギリシアのルートラキを中心に行われた。この日はSS3がキャンセルされたが合計5本のSSが行われ、ミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)が首位に。2位は3秒遅れでダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)、3位は21秒1遅れでセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)という順位になっている。
ヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)がまたしてもやってしまった。6番手スタートと非常に有利な走行順でラリーをスタートしたラトバラは、SS1でベストタイムを刻むとその後SS5まで首位をキープ。ラリーリーダーとしてデイ1を締めくくるかと思われた。しかし、ラトバラは最終のSS6でコースアウト。コース復帰に3分以上を要し28番手タイムで総合11位に順位を落としてしまった。そして、ラトバラに代わり首位に立つことになったのはチームメイトのヒルボネン。1位にも関わらず表情が冴えないのは、デイ2で不利な先頭スタートを担うことになるからだ。SS5まではトップから19秒4遅れの3番手と悪くないポジションにつけていたヒルボネンは、SS6でソルドが戦略的にペースを落としたことで順位がひとつ上昇。さらにはラトバラのコースアウトという予想外の出来事でトップに躍り出てしまったのだ。「正直、デイ2での先頭スタートはかなり不利だと思う。きっと3番手スタートのローブが追い上げてくるだろうね」と、暑さのあまり上半身裸の状態でコメントするヒルボネン。「でも、明日はプッシュするよ。やっぱり優勝したいからね」
2位のソルドは「SS6でミッコを先に行かせたんだ。すべてうまく行ってるよ」と、満足気な表情を浮かべる。そして、3位ローブは「先頭スタートはやはり厳しかった。でも、悪くないポジションだと思う」と、淡々とコメント。デイ2では3番手スタートとなるため首位奪還は十分に可能だ。
総合4位は、3位ローブから20秒7遅れでペター・ソルベルグ(シトロエン・クサラWRC)。前戦イタリアでは冷却系の問題で大幅なパワーダウンに悩まされたソルベルグだが、今回はラジエター関係のモディファイがうまくいったようでエンジンは堅調。SS2でサスペンションまわりのボルトが外れてタイヤがぐらぐらになりタイムロスをきっしたが、その後は最新のワークスマシンに負けないタイムを連発して笑顔で最終サービスに戻ってきた。以下、5位はヘニング・ソルベルグ(フォード・フォーカスRS WRC)、6位はSS5でベストタイムを刻んだセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)という順位になっている。
SS6でヒルボネンを前に行かせて2位となったソルドは、WRC初勝利も夢ではない位置にある。
心配されたエンジンの熱問題が出なかったことで、ペターは最新マシンに匹敵するタイムをマークした。
ラトバラのコースオフによって結果的に首位となったヒルボネン。デイ2では順位を守りきれるか?
text by Car@nifty編集部 | 2009.06.13 | [ アクロポリス・ラリー ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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