<DAY1>WRC第8戦 ラリー・ポーランド
ラリー・ポーランド by Car@nifty編集部
WRCポーランドDAY1はヒルボネンが首位。ローブはまたしてもリタイア
2009年WRC(世界ラリー選手権)第8戦ラリー・ポーランドのデイ1が6月26日(金)にポーランド北部のミコワイキを中心に行われた。合計6本のステージが終了した時点でトップに立ったのは2連勝を狙う ミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)。2位は8秒9差でヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)、3位は首位から37秒遅れでダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)。SS1トップのペター・ソルベルグ(シトロエン・クサラWRC)は4位、セバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)はSS4でコースアウトによりリタイアとなった。
またしてもローブがやってしまった。第6戦サルディニア(イタリア)ではパンクによるタイヤ交換騒動で遅れ4位。第7戦アクロポリス(ギリシア)では高速コースアウトでマシンを全損リタイア。そして今回もマシンをコースサイドの木の切り株にヒットしてサスペンションを破損、コースアウトにより早々にリタイアとなってしまった。ローブはこれで3戦連続で大きなミスを犯したことになる。精密機械のようなドライビング、強靭な精神力を誇るローブに一体何が起こったのだろうか?
ローブが消えたことで首位争いはフォードのふたりによって展開された。SS2とSS3でベストタイムを刻んだヒルボネンがSS3でトップに立ち、それをラトバラが追うという形でラリーは進んでいく。ラトバラはSS4、SS5と連続ベストで1位ヒルボネンに1秒4差に迫ったが、続くSS6でヒルボネンが2番手ラトバラに8秒2差をつけるSSベストタイムを刻み差を9秒6に拡大。デイ1最終のSS7はラトバラが制したが逆転には至らず1位ヒルボネン、2位ラトバラという順位でデイ1は終了した。ローブがいなくなり楽な展開となったヒルボネンは「コースはものすごく高速で僕に合っていると思う。でもラトバラがかなり速いし、3位ソルドとの差も大きくはない。デイ2も気が抜けないね」と、コメント。このままローブがノーポイントに終わり、ヒルボネンが優勝すればドライバーズ選手権で3点差をつけてヒルボネンが首位に浮上する。ヒルボネンとしては是が非でも優勝したいところだろうし、フォードもそれを何らかの形でバックアップするはずだ。
前戦のアクロポリスではワークス勢に負けないスピードをみせ一時トップ争いをしたペター・ソルベルグは、ラリー・フィンランドなみに高速なポーランドのステージで苦戦しながらも4位につけた。直線的なステージが多くエンジンパフォーマンスが重要となるポーランドで、やはり型式が古いソルベルグのマシンは分が悪い。「一生懸命攻めているんだけどワークス勢いは追いつけないよ」と、ソルベルグは打つ手なしといった表情だ。なお、一時はソルベルグを上まわる4位につけていたプライベーターのアンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビアWRC)はSS7でエンジントラブルによりスローダウン、17位に順位を落としてしまった。
ローブが早々に消えたことで、ヒルボネンは優勝すればドライバーズ選手権首位浮上のチャンス
今季2勝目を目指して僚友ヒルボネンを追うラトバラだが、なかなか追いつかない
text by Car@nifty編集部 | 2009.06.27 | [ ラリー・ポーランド ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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