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WRC 世界ラリー選手権 の情報を現地からのレポートで配信中!

WRC 世界ラリー選手権

Car@niftyでは、2009年 WRC(世界ラリー選手権)の模様を現地からのレポートでお送りいたします。※開催地の通信状況により掲載が遅れる可能性がありますm(_ _)m

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2009年9月27日 (日)

<直前情報>WRC第11戦 ラリー・スペイン

今週開幕のWRC第11戦、スペインはタイトル争いの天王山

 WRC(世界ラリー選手権)のシリーズ第11戦、カタルニア・ラリー/ラリー・スペインが今週10月1日(木)にスタートする。全12戦で行われる2009年WRCも、このスペインを含めて残すところあと2戦。ドライバーズタイトル争い、マニュファクチャラーズタイトル争いともに例年以上に緊張した戦いが続いている今シーズン、今回のスペインはまさに天王山といえる重要な1戦になる。

 今シーズンのWRCにおいて純粋なターマック(舗装路)ラリーは、開幕戦のアイルランドとスペインのみ。第3戦キプロスは初日がターマックで、2日目以降はグラベル(未舗装路)というミックスサーフェスラリーだった。ターマックラリーではここしばらくセバスチャン・ローブとシトロエンが無敵を誇っており、とくにスペインでは過去4年間ローブ&シトロエンが優勝をおさめている。さらに、総合2位もシトロエン勢が占めており、地元出身のダニエル・ソルドが前回まで3年連続で2位を獲得。ゆえに、今年もまたシトロエン勢が優勝候補の筆頭と考えられる。

 ドライバーズタイトルで2位ローブに5点差を築いているシリーズリーダー、ミッコ・ヒルボネン(フォード)としては、優勝は難しくとも何とか2位か3位には入っておきたいところだ。もしもスペインで4位となりローブが優勝したとすると、ポイントは同点となってしまう。その場合タイトル争いは振り出しに戻り、最終戦グレートブリテンではライバルよりも上の順位でフィニッシュしたほうがチャンピオンとなる。ヒルボネンとしては何としてでもスペインでポディウムに上がり、リードを保った状態で最終戦にのぞみたいところだ。ただし、ヒルボネンはもともとグラベルラリーを得意とする選手で、ターマックでのスピードはセカンドクラス。それはヒルボネンも十分に認識しているようで、ラリーを前にF1ドライバーに弟子入りしてターマック・ドライビングに磨きをかけているという。その努力がどこまで報われるか、スペインでのヒルボネンの走りに注目したい。

 前戦オーストラリアを資金的な問題で欠場したペター・ソルベルグもスペインには出場する。しかもマシンはローブらと同じC4WRC。規則の関係で1年古い2008年モデルとなるが、今まで使ってきた古いシトロエン・クサラWRCよりははるかにパフォーマンスが高いとソルベルグは言う。ソルベルグ自身は過去スバル時代にツール・ド・コルス(フランス)で優勝を飾ったこともあり、ターマックラリーは本来それほど苦手とはしていない。ターマック最速のマシンC4WRCを手にしたソルベルグがどこまでやるか、非常に楽しみだ。また。シトロエン・ジュニアチームから出場のセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)もフランス出身でターマックラリーを得意としている。シトロエンに関してはローブ、ソルド、ソルベルグ、オジエの4人がポディウムに乗る実力を備えている。そう考えればヒルボネンのポディウムフィニッシュがそれほど簡単なことではないことが理解できるだろう。

 今回のラリー・スペインは、例年と同様地中海に面するシーサイドタウンであるサロウを基点とする。バルセロナの南西約80kmに位置するサロウには南欧を代表する大規模なテーマパーク「ポート・アベンチュラ」があり、その広大な駐車場がサービスパークに変身する。使用するコースに関しては去年と変わらず、道幅が広くハイスピードなコーナーが続くのが特長。WRCの中ではもっともサーキットに近いロードコンディションで戦われる1戦である。ラリーは10月1日(木)の夜にサロウでセレモニアルスタートが行われ、翌日2日(金)から4日(土)の3日間にかけて戦いが繰り広げられる。

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スペイン4連勝中のローブ。逆転王者となるためには5連勝することが求められる





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ヒルボネンは、フィンランド出身の選手の中ではターマックでも比較的速いほうだ





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ソルベルグはスペイン、そして最終戦イギリスの2戦でC4WRCを駆ることになった

9月 27, 2009 ラリー・スペイン | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 6日 (日)

<DAY3>WRC第10戦 ラリー・オーストラリア

WRCオーストラリア、ローブが1位フィニッシュも優勝はヒルボネンの手に

 2009年WRC(世界ラリー選手権)第10戦ラリー・オーストラリアの最終日デイ3が9月6日(日)にキングスクリフおよびコイオグルを中心に行われ、デイ2で2位だったセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)が1位でフィニッシュ。2位は12秒5差でミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)、3位にはヒルボネンから4秒6差遅れでダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)が入った。しかし、ラリー終了後の車検でローブやソルドら3台のC4WRCにマシンの規則違反が発見され1分間のペナルティが加算された。その結果、優勝はヒルボネンの手にわたり、ローブは2位に順位を下げた。3位ソルドは変わらず、4位フィニッシュのセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)が5位にダウン、5位ヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)が4位に順位を上げるなど、どたばたとした結果となった。

 王者が表彰台の頂点に戻ってきた。第5戦アルゼンチンを最後に勝利から見離されていたローブだったが、南半球オーストラリアでようやく復活を遂げた。デイ2でヒルボネンと同タイムの2位につけていたローブは、出走順の戦略的操作による3番手スタートのアドバンテージをフル活用。午前中のステージ群で先頭ランナーとなったヒルボネンがルーズグラベルに苦しむのを横目にペースを上げ、デイ3オープニングのSS26でソルドをかわして首位に浮上。ステージごとに2位との差を確実に広げていき、ミスのない完璧な走りで優勝を飾った。ラリー終了後ローブは「久しく勝っていなかったから、今回は絶対に優勝するんだと決意してオーストラリアに入った。ミッコとのバトルは非常にハードで大きなリードを築くことが難しかったから、必死でアタックし続けたよ。勝つことができて本当に嬉しい」と、晴れやかな表情でコメント。選手権ポイントでは満点の10点を獲得し、選手権1位ヒルボネンとの差を1点差にまで縮めた。次戦カタルニア(スペイン)はターマックラリーでローブが非常に得意としている1戦。優勝すればヒルボネンを逆転して1位となり、非常に有利な立場で最終戦グレートブリテンを迎えることができる。ローブにとって今回の勝利は非常に価値の高いものといえる。

 敗れたヒルボネンは「出走順など不利な条件で走ることになり、勝てなかったのは残念だけどしょうがないとも思う。残る2戦を全力で戦ってタイトルを目指すよ」と、やや沈んだ表情でラリーをふり返った。なお、4位は3位ソルドから39秒7遅れでヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)。ラトバラはデイ2に続きデイ3 でもパンクをきっして遅れてしまった。ナンバー2ドライバーとして、完璧に任務を遂行したソルドと比較すると役不足の感は否めない。

 同時開催のPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)は、マルティン・プロコップ(三菱ランサーエボリューション)が優勝。ただし、グループN全体ではヘイデン・パッドン(三菱ランサーエボリューション)が1位となった。PWRC4位につけていた新井敏弘(スバル・インプレッサ)は、ギヤボックスのトラブルにより惜しくも最終ステージでリタイアとなってしまった。



 ローブの復活優勝はお流れとなった。第5戦アルゼンチンを最後に勝利から見離されていたローブだが、新生ラリー・オーストラリアでは本来の速さを取り戻していた。デイ2でヒルボネンと同タイムの2位につけていたローブは、出走順の戦略的操作による3番手スタートのアドバンテージをフルに活用。午前中のステージ群で先頭ランナーとなったヒルボネンがルーズグラベルに苦しむのを横目にペースを上げ、デイ3オープニングのSS26でソルドをかわして首位に浮上。ステージごとに2位との差を確実に広げていき、ミスのない完璧な走りで1位で最終ステージを走り抜けた。ラリー終了後ローブは「久しく勝っていなかったから、今回は絶対に優勝するんだと決意してオーストラリアに入った。ミッコとのバトルは非常にハードで大きなリードを築くことが難しかったから、必死でアタックし続けたよ。勝つことができて本当に嬉しい」と、晴れやかな表情でコメント。選手権ポイントでは満点の10点を獲得し、選手権1位ヒルボネンとの差を1点差に縮める、はずだった。

 しかし、ラリー終了後の技術車検でC4WRCのアンチロールバー・リンクに技術違反が発見される。リンクの長さがホモロゲーション登録してあるパーツと異なっていたのだ。そのためローブの勝利は剥奪され、ヒルボネンが優勝となったことで両者のポイント差は5点に拡大。仮に次戦カタルニア(スペイン)でローブが優勝し、ヒルボネンが3位になったとしてもヒルボネンは1点のリードを保つことができる。残り2戦、ヒルボネンがチャンピオンに1番近い場所にいることは間違いない。

 なお、同時開催のPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)は、マルティン・プロコップ(三菱ランサーエボリューション)が優勝した。ただし、グループN全体ではヘイデン・パッドン(三菱ランサーエボリューション)が1位となった。PWRC4位につけていた新井敏弘(スバル・インプレッサ)は、ギヤボックスのトラブルにより惜しくも最終ステージでリタイアとなってしまった。

Wrc1_3久々にポディウムの主役となったローブ。しかし、その数時間後に優勝は幻と化したのである。







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不利な先頭スタートながら最後までローブを追い続けたヒルボネン。過程はともかく優勝は優勝だ。







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デイ1での遅れを挽回して4位まで順位を回復していた新井だが、最終SS をクリアすることはできなかった。



9月 6, 2009 ラリー・オーストラリア | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 5日 (土)

<DAY2>WRC第10戦 ラリー・オーストラリア

WRCオーストラリア、シトロエンのソルドが首位に浮上

 2009年WRC(世界ラリー選手権)第10戦ラリー・オーストラリアのデイ2が9月5日(土)にキングスクリフおよびコイヤグルを中心に行われ、デイ1で4位だったダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)がトップに立った。2位は0秒1差でセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)とミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)が同タイムという、大接戦となっている。

 オーストラリア、デイ2は前の晩に降った雨の影響で最初の2ステージはウェットコンディションに。その後路面は急速に乾いていき、太陽が顔を出した3本目以降のステージは全般的にドライコンディションで戦われた。デイ1でトップに立ったヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)はしばらくの間トップを守り続けたが、路面が乾いてくると先頭走者ゆえにルーズグラベルに足もとをとられてペースが上がらなくなってしまった。そしてついに、SS21で後方から追い上げてきたローブに首位を譲渡。さらに、ラトバラはSS23でパンクをきっし大幅にタイムをロス。トップから44秒4遅れの4位でデイ2を終えた。

 ラトバラをかわしてトップに立ったローブは、しかしSS23で大きく遅れて総合3位にドロップ。それはデイ3での出走順が1番手となることを避けるための戦略だった。その後2本のスーパーSSが残されていたが、走行順のオーダーはスーパーSS前の順位で決まる。そこでローブはあえて3位に順位を落とし、デイ3で3番手スタートとなるように調整したのだった。このSS23ではラトバラが遅れたことでヒルボネンが首位に浮上。ヒルボネンは、もっともSSの走行距離が長いデイ3を不利な先頭ランナーとして戦うことになってしまった。

 デイ2の最後を締めくくるスーパーSSでは、セバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)が2本ともベスト。オジエは総合5位でデイ2をフィニッシュした。そして、総合1位はソルド、2位はローブとヒルボネンというシトロエンにとっては理想的なフォーメーションでデイ2は終了した。デイ1のスーパーSSでは摩耗したタイヤを使用して優位に立ち、デイ2では抜かりない戦略でフォード勢を出し抜いた。ここまでのシトロエンは完璧な戦いぶりといえる。対するフォードは、ラトバラがパンクで遅れ、またしてもヒルボネンは孤独な戦いを強いられることになった。デイ3を迎えるにあたって戦況はシトロエンに有利な状態となっている。

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ナンバー2ドライバーとして、これ以上ないほど完璧な役を演じたソルドがデイ2首位に。






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全開アタックを続けて首位に立ったローブだが、SS23でわざと遅れてデイ3での先頭スタートを回避する手に出た。





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ローブと接戦を展開し続けたヒルボネンは同タイムで2位に。しかし最終日は先頭ランナーを担うことになった。

9月 5, 2009 ラリー・オーストラリア | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 4日 (金)

<DAY1>WRC第10戦 ラリー・オーストラリア

WRCラリー・オーストラリア、フォードのラトバラがデイ1トップに立つ

 2009年WRC(世界ラリー選手権)第10戦ラリー・オーストラリアのデイ1セクション2が9月4日(金)にキングスクリフを中心に行われ、ヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)がトップに立った。2位は2秒2差でセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)、3位は首位から22秒7遅れでセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)という順位になっている。

 前夜の2本のスーパーSSで開幕したラリー・オーストラリアは、4日(金)に本格的なグラベルステージがスタート。サービスパークが置かれるキングスクリフの南および西側で戦いが繰り広げられた。夜のうちに雨が降り、明け方まで断続的に降雨があったが路面はやや湿り気を帯びただけでロードコンディションは全般的にドライ。そのため先頭走者であるミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)は路面を覆うルーズグラベルによって足もとをとられて思うようにペースが上がらない。ヒルボネンはフルアタックでSS4を制するなど健闘し、走行順の不利が解消された午後のループステージ群ではラトバラに継ぐセカンドベストを連発して3位まで浮上した。しかし、1日の最後に行われた2本の市街地スーパーSSでシトロエン勢に大きく遅れて5位に陥落。トップのラトバラに23秒6遅れとそれほど大きな差はつけられていないが表情は固かった。「プランどおりにはいかない1日だった。とくにスーパーSSでは、摩耗してターマック路面にマッチしたタイヤを装着したシトロエン勢に大きな差をつけられてしまった。ただし、デイ2の走行順は悪くないから頑張るよ」と、ヒルボネンはデイ2での逆襲を誓った。

 1位のラトバラは「今回の僕の仕事はミッコをサポートすることだけど、ミッコが遅れたのでまずはトップを守ることにした。まあ、明日は先頭スタートだから苦労すると思うけど」と、微妙なコメント。2位は4本連続でスーパーSSを制したオジエ。そして、やはりスーパーSSで2本連続セカンドベストを刻んだローブが3位に順位を上げることに成功。そのローブに0秒1遅れで4位ソルド、そしてソルドに0秒8差で5位ヒルボネンという順位でデイ1は終了した。

 なお、今回のラリー・オーストラリアでは自然保護を名目にラリー開催に反対する活動チームが競技を妨害する事件が多発している。ラリーのスタート前にはPWRCにエントリーしている新井敏弘(スバル・インプレッサ)のマシンが襲われ、ボンネットやフロントウインドウが破損。デイ1ではS

6のスタート地点付近で投石など妨害活動が行われ、その結果競技の進行が大幅に遅れることに。SS6、そしてSS11と2本のSSがキャンセルされてしまった。



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恵まれた走行順にも助けられラトバラがトップタイムをマーク。デイ2でも首位を守れるか?








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オーストラリア初出場のオジエがデイ1で2位と大健闘。スーパーSSではローブ以上の速さを示した。







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なかなかペースが上がらなかったローブだがデイ1を3位で締めくくった。宿敵ヒルボネンとの差は1秒未満。



9月 4, 2009 ラリー・オーストラリア | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 3日 (木)

<DAY0>WRC第10戦 ラリー・オーストラリア

久々のWRC開催となる新生ラリー・オーストラリアがスタート

 2009年WRC(世界ラリー選手権)のシリーズ第10戦となるラリー・オーストラリアが9月3日(木)にオーストラリア東海岸でスタートした。午前中に行われたシェイクダウンではダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)がトップタイムをマーク。その後、夕刻にムルウイルンバで行われた2本のスーパーSSではシトロエン・ジュニアチームから出場のセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)が連続でベストタイムを刻み、まずはラリーリーダーとなった。

 開催地が今までの西海岸から東海岸へと大きく移動し、ラリー・オーストラリアはブランニューイベントとしてラリー初日を迎えた。ラリー開始に先立って行われたレッキ(コースの事前下見走行)では、ドライバーから「非常にハイスピードなステージと、低速でツイスティなステージが混在している。強いて言えばニュージーランドに似てるが、クレスト(丘)や路面のキャンバーがないからやはり雰囲気は異なる」というコメントが聞かれた。

 3日(木)の午前中に行われた全長3.29kmのシェイクダウンでは、シトロエンのソルドがベストタイムをマーク。しかしソルドは「今回の僕の任務はローブを優勝に導くこと」と、ナンバー2に徹する姿勢をアピール。そのセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)は2 番手、シリーズリーダーのミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)は3番手タイムでシェイクダウンを終了した。

 サービスパークが置かれるキングスクリフから西南方向に約25km。普段は静かなムルウイルンバの町は日が暮れると一気に活気づいた。市街地にはバリアによって全長2.55kmのスーパーSSコース「ツイード」が誕生し、夕方6時53分からSS1がスタート。間隔をとって3台のマシンが同時にターマックのコース上を周回するというスーパーSSが2本連続で行われた。そして、このプレビュー的なSSSを2本とも制したのはシトロエン期待の若手であるオジエだった。ターマックラリーを得意とするオジエは、2位ヘニング・ソルベルグ(フォード・フォーカスRS WRC)に3秒5差をつけてラリーリーダーに。2位ヘニングに0秒8差の3位にはローブがつけている。以下4位ソルド、5位ヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)、6位ヒルボネンという順位に。1位オジエと6位ヒルボネンの差は8秒1となっている。

 ラリーは4日(金)にデイ1のセクション2として本格的なグラベルステージがスタートする。SSの数は全部で13本で、うち最後の2ステージは再びムルウイルンバの町でSSS が行われる。



Wrc1選手権2位のローブは不退転の覚悟でオーストラリアへと乗り込んできた。







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夜のスーパーSSで連続ベストを刻んだオジエ。真っ暗な市街地コースをC4WRCで疾走した。







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シェイクダウンでトップタイムをマークしたのはソルド。ローブのアシスト役に徹すると断言した。

9月 3, 2009 ラリー・オーストラリア | | コメント (0) | トラックバック (0)




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