<DAY0>WRC第11戦 ラリー・スペイン
ラリー・スペイン by Car@nifty編集部
WRCカタルニア、シェイクダウンはシトロエンのローブがトップ
2009年WRC(世界ラリー選手権)のシリーズ第11戦、カタルニア・ラリー/ラリー・スペインのシェイクダウンが10月1日(木)に行われた。バルセロナの南側、レウス近郊に設定された全長4.32kmのターマック(舗装)ステージでトップタイムをマークしたのはセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)。2番手タイムのセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)に1秒差をつけラリー・スペイン5連覇に向けて幸先の良いスタートをきった。
10月に入っても地中海にのぞむスペイン北部沿岸部は暖かい。朝方はそれなりに気温が下がるが、太陽が顔を出すと夏の気候が戻ってくる。そして、1日(木)の午前中に予定されたシェイクダウンは快晴とはいえないが安定した空模様の下でスタートをきった。4回のトライでベストタイムを刻んだのは王者ローブ。前戦オーストラリアではトップでフィニッシュしながらもラリー後の車検でマシンに違反が発見され、2位に順位を下げた。その結果ドライバーズ選手権で1位につけるミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)とのポイント差は5点に広がり、かなり困難な状況に追いつめられてしまった。逆転王者を実現するためには今回のカタルニアでは絶対に勝たなければならない。いつになく気合いが入るローブは、シトロエンジュニアチームから出場の後輩オジエを抑えてベストタイムをマーク。「良いフィーリングで走れた」と満足そうだった。
オジエに続く3番手タイムは、シトロエンのナンバー2であるダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)。そして4位には今回からマシンをC4WRCにスイッチしたペター・ソルベルグがつけるなどトップ4をシトロエン勢が独占した。ただしソルベルグは、他の選手よりもかなり多い8回のチャレンジのすえに4番手タイムをマークした。以前に乗っていたシトロエン・クサラWRCとは段違いに速いマシンとC4WRCを賞賛しながらも、ターマックでのセッティングにやや苦労していたように見えた。ソルベルグは「マシンに慣れるためにもデイ1は様子を見ながら走り、デイ2からスピードを上げていく」と、コメント。ソルベルグは得意とするグラベル(未舗装路)ラリーの最終戦グレートブリテンこそ勝負の1戦と考えているようだ。なお、ソルベルグは今回シトロエンジュニアチームからワークスノミネートを受けている。
ソルベルグに続く5番手はミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)、6番手はヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)とワークス・フォードの2台が続いた。最終戦を有利に戦うために今回2位を目指すと語っていたヒルボネンだが、シェイクダウンではローブに2秒5と大きく離されてしまった。ラリー本番では数多くのシトロエン勢を相手にすることになり、決して楽な展開にはならないだろう。
ラリーはシェイクダウンと同日の晩にサービスパークが置かれるサロウでセレモニアルスタートが行われ開幕。2日(金)の早朝よりハイスピードターマックバトルの火ぶたが切って落とされる。
5連勝の後のまさかの5連敗。逆転王者を狙うローブは優勝にターゲットを定める。
WRカーでのカタルニア出場は初ながら、オジエは師匠であるローブに次ぐタイムをマークした。
ついに08年仕様のC4WRCをゲットしたソルベルグ。ターマックでどこまで通用するか注目したい。
text by Car@nifty編集部 | 2009.10.02 | [ ラリー・スペイン ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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