<DAY1>WRC第11戦 ラリー・スペイン
ラリー・スペイン by Car@nifty編集部
WRCカタルニア、デイ1は地元のソルドがラリーをリード
2009年WRC(世界ラリー選手権)第11戦カタルニア・ラリー/ラリー・スペインの競技初日、デイ1が11月2日(金)に行われた。6本のターマックSSを走ってトップに立ったのはダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)。2位は1秒6差でセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)とシトロエンが1-2。シリーズリーダーで初タイトルを狙うミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)はトップから32秒6遅れの3位とシトロエン勢に差をつけられている。
前日のセレモニアルスタートの途中から降り始めた雨で、スペインのターマック(舗装)路面は湿り気を帯びた。午前中のステージ群は所々がウェットで路面のミューが急激に変化する。ピレリが用意したターマック用タイヤ、Pゼロのハードコンパウンドは低温でややグリップ力が低く、多くのドライバーが濡れた路面に手を焼いた。そんな中で、地元カタルニア出身のソルドはSS1からベストタイムを連発。午前中の3本のステージをすべて制し、チームメイトであるローブに4秒8差をつけてラリーをリードした。優勝を狙いながらも2位に停滞するローブは「マシンのセッティングがあっていなかった」と、渋い表情。そして、ローブの14秒3後方にはスタート前「2位に入りたい」と語っていたヒルボネンがつける。
サービスをはさんで始まった午後のリピートステージでは、最初のSS4こそソルドがベストタイムを刻んだが、残る2本はローブが連続ベスト。デイ1に用意された6本のステージがすべて終了した段階で1位ソルドと2位ローブの差は1秒6に縮まった。ソルドは「自信を持って攻めることができた。午後になって完全ドライになってからは少しタイヤが厳しかったけど、それでも良い1日だったと思う」と、コメント。熱狂的な地元ファンのサイン攻めに笑顔で対応していた。
3位につけながらも2位ローブに32秒6離されたヒルボネンは「自分としてはかなりプッシュしたけれど、やはりシトロエンは速いね。でも、まだあきらめないよ」とデイ2でも攻め続ける姿勢をアピール。そのヒルボネンを25秒5差で追うのが4位ペター・ソルベルグ(シトロエンC4WRC)だ。ソルベルグは「C4WRCはやはり素晴らしい。ただし、まだ完全にはマシンの特性をつかんでいないからパーフェクトな走りはできていない。とくにブレーキングが少しアグレッシブでコーナリングに無駄がある。これからエンジニアとデータロガーを見ながら改善すべき点を見つけるよ」と、満足気な表情でデイ1をふり返った。
なお、総合5位はソルベルグと23秒2差でセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)、6位はオジエから13秒8遅れでヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)という順位になっている。
スペイン4連覇中のローブを抑えて初日トップに立ったソルド。このまま勝つことは許されるのか?
フォード勢では最速のヒルボネンだが、シトロエン勢に少なくない差をつけられてしまった。
初めてシトロエンC4WRCを駆ったソルベルグは徐々にスピードを上げてきている。
text by Car@nifty編集部 | 2009.10.03 | [ ラリー・スペイン ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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