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WTCC FIA世界ツーリングカー選手権
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2009年11月25日 (水)

WTCC FIA 世界ツーリングカー選手権 第24戦 決勝(マカオ)

マカオ(中国) by Car@nifty編集部

Wtcc3コース清掃のため予定より5分遅れでスタートすることとなった第24戦(最終戦)。
第1レースの結果を受けた上位8台のリバースグリッドにより、ポールポジションにはファルファス選手が陣取り、ヨルグ・ミュラー選手がこれに続いてBMWがフロントローを独占。3番手はティアゴ・モンテイロ選手、4番手にイヴァン・ミューラー選手が続き、ランキングトップのガブリエレ・タルクィーニ選手は7番手のグリッドからスタートを迎えた。

第2レースはスタンディング方式でスタート、まずはこの方式を得意とするBMW勢がフロントローからレースをリードしてリスボアコーナーを駆け抜けて山側区間へと向かう。
これに続いたのはリスボアでひとつポジションをあげたイヴァン・ミューラー選手、今回のWTCCマカオの決勝におけるリスボアコーナーは比較的平穏に各車がクリアしていった。
 
しかし3周目、山側区間でトム・ボードマン選手のセアトが単独クラッシュ、マシンをコース上に停めてしまう。この排除作業のために4周目からセーフティカーが導入された。
作業は6周目で終了、7周目からレースは再開された。WTCCではセーフティカーランをレース周回から除外するという規定があるので、決勝は当初の9周にセーフティカーラン分の2周回を加えた11周で競われることとなった。

しかし8周目、リスボアコーナーでシボレーのニコラ・ラリーニ選手がアレッサンドロ・ザナルディ選手(BMW)との接触もあって姿勢を乱してクラッシュ。今年限りでWTCCからの引退を表明したラリーニ選手は、惜しくも引退の花道を飾ることが出来なかった。

そして先頭集団が9周目に突入しようとしていた矢先の最終コーナー・Rベントで目を覆いたくなるようなクラッシュが発生してしまった。
右コーナーを曲がり切れずにバリアに激突したフェリックス・ポルテイロ選手のBMWは反動でコース上に跳ね返されて停車、ここにフランツ・エングストラー選手のBMWが避けきれずに激突。さらにコース上で停まったエングストラー選手のマシンにアンドレ・クート選手のセアトが突っ込み、ほぼコースを3台が塞ぐかたちになった。

このためレースは赤旗の提示によって中断。排除作業などが試みられた物の、結果的にこのまま赤旗でレース終了という判断が下された。
リザルトは赤旗提示前の7周終了時点の結果とされ、ファルファス選手が今季最多勝利となる6勝目を飾り、ヨルグ・ミュラー選手が2位でBMW勢がワン・ツー。しかしセアト勢が3位から6位にまで続いたため、マニュファクチャラータイトルは2年連続でセアトが手中におさめた。

Wtcc4

ドライバータイトルはイヴァン・ミューラー選手が3位表彰台を獲得したが、タルクィーニ選手が5位でフィニッシュしたため、タルクィーニ選手が栄冠を獲得。

またYOKOHAMAインディペンデントトロフィーはクラッシュを喫した物のポルテイロ選手がウィナーに。日本勢は谷口、青木の両選手ともに前途の大クラッシュを巧みなドライビングでかわし、谷口選手は3位(総合15位)、青木選手は4位(総合16位)となった。
そしてシリーズトロフィーはトム・コロネル選手が獲得することとなった。

情報提供:横浜ゴム

text by Car@nifty編集部 | 2009.11.25 | [ マカオ(中国) ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

WTCC FIA 世界ツーリングカー選手権 第23戦 決勝(マカオ)

マカオ(中国) by Car@nifty編集部

Wtcc1南米・ブラジルを皮切りに世界各地を転戦してきたツーリングカーの最高峰・WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)も、いよいよ伝統のマカオグランプリで最終戦を迎えた。
これまでの選手権争いでタイトルの可能性を残しているのはランキング上位の3選手。トップを守るガブリエレ・タルクィーニ選手とディフェンディングチャンピオンのイヴァン・ミューラー選手というセアト勢、そしてBMW勢として唯一権利を残しタイトル奪還を目指すアウグスト・ファルファス選手という顔ぶれだ。
またマニュファクチャラータイトル争いは岡山でBMWが好成績を残した結果、トップのセアトと僅か3点差にまで迫っており、こちらも気になるところ。
 
19日(木)に行なわれたテスト走行では岡山からの好調さを維持してBMW勢が快調な走りを披露。ファルファス選手がトップタイムをマーク、ヨルグ・ミュラー選手が2番手で続いた。

一夜明けた20日(金)には公式予選が行なわれた。
まずはクオリファイ2への進出を賭けたクオリファイ1がコースオープンしたが、ステファノ・ディアステ選手(BMW)が単独でクラッシュ。コース上に停車していたこのマシンにジェームス・トンプソン選手(ラーダ)が衝突するアクシデントが発生してしまう。

予選からサバイバル色が濃くなったマカオ、トップ10にはタルクィーニ選手を筆頭にマニュファクチャラー勢が順当に勝ち残ってクオリファイ2を迎えたが、ここでもまさかのアクシデントが発生する。
コースオープンから間もなく、なんとタルクィーニ選手とイヴァン・ミューラー選手がともにコース上のオイルによりスピンを喫してクラッシュ、マシンはともに激しいダメージを負ってしまった。
両選手は病院に運ばれて検査を受けたが、日曜日のレース出走に問題なしと診断されたのは不幸中の幸い。マカオグランプリのWTCCは土曜日がオフとなるが、セアトはメカニックが総出で夜を徹した修復作業に追われることとなった。
大混乱となった予選を制したのはシボレーのロブ・ハフ選手。これにアンディ・プリオール選手とファルファス選手というBMW勢が続き、第1レースの上位グリッドを獲得した。
 
一日置いて22日(日)、いよいよ2009年のWTCCチャンピオンを決する日がやってきた。
現地時間で12時02分、ハフ選手のシボレーを筆頭にローリングラップがスタート。約6kmのエキサイティングかつチャレンジングなコースが選手たちを待ち受ける。

レッドシグナルが消灯して各車が一斉にアクセルを全開にしてマンダリンオリエンタルベント、そしてアクシデントの"名所"として知られるリスボアコーナーへと向かっていく。
そして道幅いっぱいに拡がった隊列の中でプリオール選手のマシンがマンダリンのイン側ガードレールに接触、右フロントを大破して戦列を早々に離脱してしまう。

リスボアは各車がスムーズに通過、ハフ選手の後ろにはティアゴ・モンテイロ選手、タルクィーニ選手、ジェネ選手とセアト勢が続いた。ファルファス選手はスタートでセアト勢の後塵を浴びる結果となり、1周目を終えて6番手にドロップ。

周回を重ねてレースは中盤に入るが、比較的今回はクラッシュの少ない展開となり、上位陣は着々とそのポジションを確固たるものにしていく。
そして逆転タイトルを狙うファルファス選手とっては、セアト勢がトップ集団の中でそのポジションをより強靱なものにしていったがゆえ、逆転は非常に難しい状況になっていく。

9周のレース、3分の2となる6周目を終えた時点で、トップのハフ選手と2番手のモンテイロ選手は1.350秒差。そしてモンテイロ選手の5.183秒後ろにタルクィーニ選手がつけていたが、タルクィーニ選手はじわじわと差を詰めていく。
そして8周目、モンテイロ選手がタルクィーニ選手を山側区間で先行させて2番手が入れ替わる。ファルファス選手も必至に食い下がっていくがタルクィーニ選手を捕らえることは叶わずチェッカードフラッグ。

Wtcc2

昨年の最終戦(第24戦)に続いてシボレーのハフ選手がマカオ2連勝を飾り、2位にタルクィーニ選手、3位はジョルディ・ジェネ選手とセアト勢が表彰台を獲得。
ファルファス選手は8位となり王座獲得の夢はここで絶たれることとなった。またランキング2番手のイヴァン・ミューラー選手は5位でフィニッシュ、タルクィーニ選手とのポイント差は7に開いたが、続く第24戦に逆転の可能性を残した。

YOKOAHAMAインディペンデントトロフィーはランキングトップのトム・コロネル選手(セアト)が優勝。日本から参戦している谷口信輝選手は6位(総合18位)、青木孝行選手は7位(総合19位)という結果になった。

情報提供:横浜ゴム

text by Car@nifty編集部 | 2009.11.25 | [ マカオ(中国) ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 2日 (月)

WTCC FIA 世界ツーリングカー選手権 第22戦 決勝(日本)

日本 by Car@nifty編集部

Wtcc3_2

第1レースが終わって雨は小康状態となっていたが、第2レースのスタート進行が始まり各車がグリッドに向けてコースインしていく頃から、恨めしいことに雨足は再び強まってしまった。
ヘビーウェットとなった中、スタンディング方式でスタートする第2レースはFR(後輪駆動)が有利と言われるが、ポールポジションのファルファス選手が勢い良く1コーナーを制した。続く2コーナーも無事にクリア、レースリーダーの地位を確実なものにしていく。
その後方は大混乱となり、1コーナーから2コーナーにかけてコースオフ車両が続出。その中にはタルクィーニ選手も巻き込まれてしまい、17番手まで大きく順位を下げてしまった。
逆にこの混乱を上手くかいくぐってポジションを上げたのは8番手スタートのプリオール選手と、9番手スタートのメニュ選手で、1周目を終えてそれぞれ2番手と4番手につけた。

Wtcc4

ファルファス選手に一時はプリオール選手が詰め寄ったものの、ここはファルファス選手がミスなくリードを守りきって今季5回目となるウィニングチェッカー。第1レースに続いてBMW勢がワン・ツー・フィニッシュを飾る結果となった。
一方のセアト勢は、ミューラー選手が3番手を守りきって表彰台を獲得。激しく追い上げたタルクィーニ選手は最終ラップでチームメイトのジェネ選手とリカルド・リデル選手の前に出て8位でフィニッシュ、ランキング争いのトップを守りきることに成功した。
 
YOKOHAMAインディペンデントトロフィーはステファノ・ディアステ選手が4周目でフェリックス・ポルテイロ選手をかわしてトップチェッカー。
荒選手はスタート直後に追突をされ、しかもマシンの不調に苦しめられながらも執念の完走を果たしてクラス6番手。谷口選手は3周目に後続車両から追突されて無念のリタイアとなってしまった。
なお、第1レースと第2レースでインディペンデントトロフィー勢のファステストラップを、ともにJ-P・デ・オリベイラ選手がマークして存在感を見せた。

次戦のWTCCプレビューはコチラから

情報提供:横浜ゴム

text by Car@nifty編集部 | 2009.11.02 | [ 日本 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

WTCC FIA 世界ツーリングカー選手権 第21戦 決勝(日本)

日本 by Car@nifty編集部

Wtcc1昨年の日本初上陸から1年。今年もまた岡山国際サーキットに世界最高峰のツーリングカーレースWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)が帰って来た。
「FIA WTCC Race of JAPAN」はチャンピオン争いも佳境に入ったシーズン終盤の重要な一戦。今年も熱いバトルが期待される中で、いよいよレースウィークを迎える。

金曜日の夕方に行なわれたテスト走行では、ディフェンディングチャンピオンのセアトを駆るイヴァン・ミューラー選手がトップタイムをマーク。2番手タイムは逆転チャンピオン獲得に望みをつなぎたいBMWのアウグスト・ファルファス選手となり、タイトルを賭けた好バトルに期待の高まる結果となった。

前日同様に朝から快晴に恵まれた岡山の土曜日、それぞれ30分ずつ設けられたフリープラクティスでは、ファルファス選手がともにリザルトの最上位にその名を刻んで好調さをアピール。
また1回目のプラクティスでは、今回WTCC初参戦を果たした谷口信輝選手はインディペンデントトロフィー勢の3番手、荒聖治選手は同じく4番手につけて存在感を見せた。

Wtcc2

そして注目の公式予選。WTCCでは予選が2回行なわれ、1回目の予選でトップ10にその名を連ねた選手たちが2回目の予選に進出して最終的に第1レースのスターティンググリッドを賭けたタイムアタック合戦を繰り広げる。
1回目の予選を勝ち抜いたのは全てマニュファクチャラー勢で、トップタイムは唯一人の37秒台となる1分37秒914をマークしたBMWのヨルグ・ミュラー選手。昨年の予選も僅差の2番手を獲得しているミュラー選手は岡山との相性が良いようだ。
2番手はセアト勢の最上位となるジョルディ・ジェネ選手。タイトル争いの主役たちでは目下ランキングトップのガブリエレ・タルクィーニ選手(セアト)が5番手、イヴァン・ミューラー選手は7番手、そしてファルファス選手が8番手につけた。

インディペンデントトロフィー勢で最速タイムをマークしたのは昨年の岡山を制しているトム・コロネル選手で12番手。日本人ドライバーは谷口信輝選手が18番手(インディペンデントトロフィー4位)、荒聖治選手は20番手(同・5位)。加納政樹選手は最後尾となる27番手(同・11位)となったが、こちらはマシンのセットアップを進めるために周回を重ねていたという背景もあった。
 
10台が進出した2回目の予選は、終盤に激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。
そんな中で早々にタイミングモニターの最上段にその名を連ねたのは1回目の予選をトップで通過したミュラー選手。
しかし10分間の予選2回目、最後の最後でタルクィーニ選手が逆転を果たしてトップを奪う。タルクィーニ選手はドイツ、イタリア、そして日本と3戦連続、今季5回目の予選トップタイム。
さらにプリオール選手もミュラー選手のタイムを上回って2番手に躍進、僅か0.06秒の中で3台がひしめき合う接戦となった。

カレンダーが11月になり、いよいよ2回目となる日本でのWTCCは決勝レース日を迎えた。
朝のウォームアップ走行は青空に恵まれていたものの、天気予報では午後から雨。それも強い雨が降ると発表されていたのだが、少なくともこの時点では予報が外れるのではないかと期待させる空模様だった。
 
ところが前線の南下にともない時間を追って上空は灰色の雲に覆われてしまう。
そしてWTCC第1レースの前に行なわれたF4日本一決定戦ファイナルレースのスタートとなる頃には雨が降り出してしまい、コースはウェットコンディションへと転じてしまった。
 
残念ながらまたも雨に祟られてしまったWTCC日本ラウンドだが、全国から集まった熱心なファンが見守る中で第1レースがスタート。
スタートを控えて雨は強まり、レースウィークを通じて初めてのウェットということもあって、ローリング方式でスタートする第1レースは2周回をセーフティカーで先導した後にスタートが切られることとなった。WTCCではセーフティカーの走行周回はレース結果に加えないという規定があるので、実質的にレースは当初予定通りの14周回を競うかたちとなり、これにセーフティカーランの2周を加えた16周が走行周回として結果表に記載されている。

スタート直後の1コーナーは順当にポールポジションのタルクィーニ選手が制した。しかし次の2コーナーでタルクィーニ選手はまさかのコースオフ、2番手のプリオール選手が難なくトップを奪う。
こうなるとファルファス選手の走りに注目が集まるところだが、なんとファルファス選手は翌周にこちらも2コーナーでコースオフ。タイトルを争う両者が大きく序盤で順位を落とすという波乱の展開となる。
 
トップ争いは後半に入って熾烈なBMW同士の争いとなり、2番手のミュラー選手が10周目から14周目まで1分52秒台でラップを重ねてプリオール選手を激しくプッシュ。しかしここは3回のチャンピオンを獲得しているプリオール選手が一枚上手で巧みにミュラー選手の追撃を抑え、ドイツでの第1レース(第17戦)以来となる今季2勝目を飾ることに成功した。
2番手はミュラー選手、3番手には9周目にジェネ選手をかわしたシボレーのロブ・ハフ選手が食い込んでシボレー勢として初めて日本での表彰台獲得をなし遂げた。

また、8番手まで順位を落としたタルクィーニ選手はポジションを3つ上げて5位でフィニッシュ。ミューラー選手はそのひとつ上の4番手という結果を残した。
一時は14番手にまで後退したファルファス選手は、終盤に激しい8位争いを展開。シボレーのアラン・メニュ選手とサイド・バイ・サイドが続くドッグファイトの末に15周目で先行して8位に食い込み、上位8台のリバースグリッドとなる第2レースのポールポジションを獲得した。
 
YOKOHAMAインディペンデントトロフィーは、やはり日本での経験に勝るトム・コロネル選手(セアト)が2番手のフェリックス・ポルテイロ選手(BMW)におよそ20秒の大差をつけて制した。WTCC初参戦となった荒選手はトロフィー3番手(総合17位)、谷口選手は6番手(総合20位)という結果を残した。

情報提供:横浜ゴム

text by Car@nifty編集部 | 2009.11.02 | [ 日本 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)




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