WTCC FIA 世界ツーリングカー選手権 第20戦 決勝(鈴鹿)
日本 by Car@nifty編集部
短いインターバルをはさんで行われる第2レース(第20戦)。ところがスタートが近づくや、にわかに鈴鹿サーキットの上空に暗い灰色の雲が拡がってしまう。各車がコースインしてグリッドに整列を始めると時を同じくして、なんと雨粒が空から落ちてきてしまった。
このままウェットに転じてしまうのかと誰もが空を仰いだが、幸いにして雨は本降りにならず数分でおさまり、ドライコンディションのままでスタートを迎える運びとなった。
ローリング方式で始まった第2レースは、やはりこのスタート方式を得意とするBMWが躍進を見せる。ポールに陣取っていたオーヤン選手を一気にかわして1コーナーを奪ったのは2番手スタートのコロネル選手。対してかわされたオーヤン選手は1コーナーでタルクィーニ選手と接触、スピンを喫して無念の戦線離脱となってしまう。なおタルクィーニ選手にはその後、ドライブスルーペナルティが科せられた上、接触の影響からか11周目にはマシンをピットに戻してリタイアとなった。
トップグループはコロネル選手を筆頭に、ミューラー選手とハフ選手が続き、4番手には第1レースのクラッシュから驚異的なマシン修復でグリッドについたボルボのダールグレン選手がつける。そのダールグレン選手は7周目に前を行くハフ選手をプッシュ、ストレートでスリップを使わせまいとするハフ選手もマシンを振って応戦、1コーナーに進入。2コーナーにかけてダールグレン選手が仕掛けていくが、ここはハフ選手が抑えてポジションを譲らない。
また2番手のミューラー選手も10周目に2コーナーから3コーナーにかけてコロネル選手とサイド・バイ・サイドに持ち込んだが、パッシングポイントの少ない鈴鹿・東コースゆえにコロネル選手をかわすには至らず。
中盤以降のトップグループはやや単調な隊列走行が続く様子見状態となったが、残り2周の段階から再び差を詰めてきたミューラー選手が今度は最終コーナーでコロネル選手に仕掛ける。このバトルもコロネル選手は落ち着いてミューラー選手を抑えきり、2008年の岡山で行われた大会以来となる日本ラウンドでの優勝を飾ることに成功。
YOKOHAMAトロフィーは第1レースに続いてニュケア選手が制して、ランキングを一気にジャンプアップさせる結果をおさめた。
また日本人ドライバーは谷口選手が総合14位、新井選手がこれに続いて15位、加納選手と吉本選手がそれぞれ16位と17位となり、4選手が揃って完走を果たした。
text by Car@nifty編集部 | 2011.10.24 | [ 日本 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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